2010年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科

機能性マテリアルデザイン(Functional Material Design)[2F75]

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2単位
小野 擴邦 教授  
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加藤 雅彦 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 高機能性材料の機能発現機構の原理を理解し、応用につなげる基礎知識を得ることを目的とする。本講義では、無機材料および有機材料の2分野から構成される。無機材料については、力学的特性を利用する以外の電気関連材料、磁気材料、エネルギー関連材料、光関連無機材料などを学習する。有機材料については有機高分子材料を中心にその化学構造と基礎特性を根底にしながら、耐熱性高分子、電気・電子材料、感光性樹脂、分離機能を持つ高分子、医療用高分子などについて学習する。
達成目標:1)機能性マテリアルとはどのような材料であるのかを理解すること;2)その機能がどのような仕組みにより発現するかを理解すること

<授業計画及び準備学習>
1. 電気関連無機材料
2. 磁性材料
3. 機械関連無機材料
4. エネルギー関連無機材料
5. 光関連無機材料(加藤担当)
6. その他の高機能無機材料
7. 有機高分子材料の構造と一般特性
8. 耐熱性高分子
9.電気・電子材料
10.感光性樹
11.分離機能を有する高分子
12.高吸水性高分子
13.医療用高分子
14.その他高機能性有機材
15. 学習成果の確認(試験):前回までの総復習

<準備学習> 講義資料を事前に配布するので、それを読んで理解しておくこと。

<成績評価方法及び水準>
レポートおよび定期試験で成績を評価し60点以上のものに単位を認める。ただし、中間理解度チェックなどの成績を加味する場合もある。

<教科書>
講義資料を配付する。

<参考書>
講義中に随時紹介する。

<オフィスアワー>
授業前後(教室):これ以外にも、1日前までにメール予約等があれば調整の上、適時対応する。

 

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