2010年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科

反応工学(Chemical Reaction Engineering)[2F74]

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2単位
五十嵐 哲 教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
反応工学は,燃料製造,物質生産,環境浄化などのさまざまな化学反応操作を行なうときに,反応速度を物質収支式とエネルギー収支式の共通項として,最適な反応器の大きさ,形状,および操作条件を決める学問である.そして,最近では,半導体製造や地球温暖化の予測などのためにもきわめて有効な学問となっている.本講では,反応工学の基礎を学ぶ.
内容の理解を深めるために,計算を中心とする演習を行なうので,電卓を持参すること.

<授業計画及び準備学習>
1.反応工学の対象
2.物質収支
3.温度と反応速度
4.反応熱と反応装置
5.エネルギー収支と定常状態
6.反応と反応速度式
7.学習効果の確認(試験)
8.一次反応
9.反応条件の選択とその理由
10.単一反応と複合反応
11.律速過程
12.律速過程の同定
13.反応と拡散の同時進行
14.総復習
15.学習効果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
最終回に行なう試験を70点満点,中間に行なう試験を30点満点で評価し,合計60点以上を合格とする.

<教科書>
「反応工学」小宮山宏著(培風館)

<オフィスアワー>
居室は19階A1973室ですが,できれば事前にe-mail(igarashi@cc.kogakuin.a.cjp)で予約してください.

 

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