2010年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科

応用熱力学(Applied Thermodynamics)[1G72]

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2単位
中尾 真一 教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
熱力学を実際に使い、化学プロセスの熱収支や仕事を計算する能力を身につけます。また、反応を含む化学プロセスでは反応熱や反応平衡の計算も重要です。この計算も熱力学の応用です。しっかり計算できるようになりましょう。これまでに習った熱力学をよく復習しておいてください。

<授業計画及び準備学習>
1.熱力学の基礎(復習)
2.物質の状態変化とエネルギー
3.流れ系の状態変化とエネルギー
4.気体の仕事と熱の出入り
5.気体の状態変化とエネルギー:等温変化と定圧変化
6.気体の状態変化とエネルギー:定容変化と断熱変化
7.熱機関のエネルギー収支とエネルギー効率
8.中間試験
9.低温から高温を作る−ヒートポンプの原理とエネルギー効率
10.化学反応のエネルギー:生成熱と反応熱
11.化学反応のエネルギーの計算
12.化学反応の平衡
13.化学反応の平衡とギブスのフリーエネルギー
14.化学反応の平衡の温度依存性
15.定期試験

<成績評価方法及び水準>
中間試験50%、定期試験50%の重みとし、成績はS(100〜90点)、A(89〜80点、B(79〜70点)、C(69〜60点)、F(59〜0点)で評価し、S、A、B、Cを合格とする。

<オフィスアワー>
特に定めません。事前にメールでアポを取ってください。
居室:八王子キャンパス7号館106号室
メールアドレス:maku@cc.kogakuin.ac.jp

<備考>
講義では適宜演習を行います。毎回関数電卓を持ってきてください。

 

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