2010年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科
応用熱力学(Applied Thermodynamics)[1G72]
2単位 中尾 真一 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 熱力学を実際に使い、化学プロセスの熱収支や仕事を計算する能力を身につけます。また、反応を含む化学プロセスでは反応熱や反応平衡の計算も重要です。この計算も熱力学の応用です。しっかり計算できるようになりましょう。これまでに習った熱力学をよく復習しておいてください。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.熱力学の基礎(復習)
2.物質の状態変化とエネルギー 3.流れ系の状態変化とエネルギー 4.気体の仕事と熱の出入り 5.気体の状態変化とエネルギー:等温変化と定圧変化 6.気体の状態変化とエネルギー:定容変化と断熱変化 7.熱機関のエネルギー収支とエネルギー効率 8.中間試験 9.低温から高温を作る−ヒートポンプの原理とエネルギー効率 10.化学反応のエネルギー:生成熱と反応熱 11.化学反応のエネルギーの計算 12.化学反応の平衡 13.化学反応の平衡とギブスのフリーエネルギー 14.化学反応の平衡の温度依存性 15.定期試験
- <成績評価方法及び水準>
- 中間試験50%、定期試験50%の重みとし、成績はS(100〜90点)、A(89〜80点、B(79〜70点)、C(69〜60点)、F(59〜0点)で評価し、S、A、B、Cを合格とする。
- <オフィスアワー>
- 特に定めません。事前にメールでアポを取ってください。
居室:八王子キャンパス7号館106号室 メールアドレス:maku@cc.kogakuin.ac.jp
- <備考>
- 講義では適宜演習を行います。毎回関数電卓を持ってきてください。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2010 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|