2010年度工学院大学 第2部化学応用デザイン学科
有機化学実験(Experiments in Organic Chemistry)[1F79]
1単位 山口 和男 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 自ら実験に参加し、実験のねらい、方法、まとめ方(実験報告書作成)を学習する。具体的には、以下のことを達成目標とする。
1.化学実験に関する一般常識(試薬の性質と取扱い方、安全化学) 2.正確な実験操作(試薬のはかり方、加え方、かき混ぜ方etc.) 3.化学反応を伴う場合、その機構と操作上の関連事項 4.レポート作成(実験報告書)
- <授業計画及び準備学習>
- 1.実験器具、装置、施設の仕組み及び使用法と安全化学
2.蒸留(n-ペンチルアルコールの精製) 3.抽出(安息香酸とナフタレン混合物の分離) 4.酢酸n-ペンチルの合成 5.酢酸n-ペンチルの精製 6.エチルt-ブチルエーテルの合成 7.エチルt-ブチルエーテルの精製 8.機器分析による化合物の構造決定 9.機器分析データの解析(構造決定)
- <成績評価方法及び水準>
- 出席、取組姿勢、予習・復習、観察力、レポート(実験内容の報告書)、試験を総合評価し合計点が60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 開講初回時に配布する(無料)。
- <参考書>
- 有機化学実験に関する書籍
- <オフィスアワー>
- 基本的に授業の始まりと終わり。
- <学生へのメッセージ>
- 実験がきっかけで生まれる興味もあります。積極的に参加して多くの果実を得ましょう。
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