2010年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科
認知行動システム(Cognitive Behavior System)[2D15]
2単位 蒲池 みゆき 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 人間の認知行動を計測し,分析するためのスキルを身につける.
過去に行われた紙面での心理実験方式を、パソコンでの実行に変えた場合に データがどのように変化するか、など、現代の認知行動計測システムの利用方法を 習得する。 また、多変量解析や、分散分析、T検定の基礎なども含めて、解析方法を学ぶ. 過去の実験プログラムを参考にしたプログラム作成から,データ収集と処理,統計解析までを 個人またはグループで行う.
- <授業計画及び準備学習>
- 0.ガイダンス
1.実験1:内容説明 2.実験1:実験実施等 3.実験1:データ解析と結果報告(レポート提出) 4.実験2:内容説明 5.実験2:実験実施等 4.実験2:データ解析と結果報告(レポート提出) : 以上の流れを繰り返します.
【準備学習について】 内容説明の前後は説明された内容をノートにまとめ、実験実施の準備を 行っておくこと。 実験実施の前は、内容を踏まえて実験者として、あるいは実験参加者としての 心得を復習しておくこと。 データ解析は、解析方法について授業で指示される内容通りに 準備をしておくこと。レポート提出は指示に従い、必ず提出すること。
- <成績評価方法及び水準>
- 毎回の出席とデータ提出・レポートの内容で評価します.
プログラムはVB、C++等の基礎的なスキルがあり、自身でバグを発見・ 修正するなどのスキルがあれば有効です.
無届の遅刻欠席は履修放棄とみなし、以後の出席を 認めないことがある。
- <参考書>
- 各テーマに応じて授業中に指示します.
- <オフィスアワー>
- 新宿 金曜午後
- <学生へのメッセージ>
- 心理(知覚・認知)実験を使った卒業論文を目指す場合,役に立つと思います.
- <備考>
- 演習室を使用しますので,年度内で人数制限,もしくは授業を分割して行う可能性があります.
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