2010年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

認知行動システム(Cognitive Behavior System)[2D15]

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2単位
蒲池 みゆき 准教授  
[ 教員業績  JP  EN ]

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
人間の認知行動を計測し,分析するためのスキルを身につける.
過去に行われた紙面での心理実験方式を、パソコンでの実行に変えた場合に
データがどのように変化するか、など、現代の認知行動計測システムの利用方法を
習得する。
また、多変量解析や、分散分析、T検定の基礎なども含めて、解析方法を学ぶ.
過去の実験プログラムを参考にしたプログラム作成から,データ収集と処理,統計解析までを
個人またはグループで行う.

<授業計画及び準備学習>
0.ガイダンス
1.実験1:内容説明
2.実験1:実験実施等
3.実験1:データ解析と結果報告(レポート提出)
4.実験2:内容説明
5.実験2:実験実施等
4.実験2:データ解析と結果報告(レポート提出)

以上の流れを繰り返します.

【準備学習について】
 内容説明の前後は説明された内容をノートにまとめ、実験実施の準備を
行っておくこと。
実験実施の前は、内容を踏まえて実験者として、あるいは実験参加者としての
心得を復習しておくこと。
データ解析は、解析方法について授業で指示される内容通りに
準備をしておくこと。レポート提出は指示に従い、必ず提出すること。

<成績評価方法及び水準>
毎回の出席とデータ提出・レポートの内容で評価します.
プログラムはVB、C++等の基礎的なスキルがあり、自身でバグを発見・
修正するなどのスキルがあれば有効です.

無届の遅刻欠席は履修放棄とみなし、以後の出席を
認めないことがある。

<参考書>
各テーマに応じて授業中に指示します.

<オフィスアワー>
新宿 金曜午後

<学生へのメッセージ>
心理(知覚・認知)実験を使った卒業論文を目指す場合,役に立つと思います.

<備考>
演習室を使用しますので,年度内で人数制限,もしくは授業を分割して行う可能性があります.

 

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