2010年度工学院大学 情報学部情報デザイン学科

ソフトウェア設計法(Software Design Methodology)[2D14]

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2単位
成田 佳應 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
ソフトウェア設計、およびソフトウェア工学に関する基礎的な用語、知識の習得を目的とする。情報処理技術者試験・基本情報技術者の午前問題において、該当分野の問題が解けるレベルを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
【準備学習】全体にわたって、何らかのソフトウェア言語でプログラムを作成できるスキルを前提として講義を展開するので、プログラミングの知識やスキルの復習をしておくこと。

【授業計画】
1.ガイダンス
  ソフトウェア開発
2.ソフトウェアとハードウェア
  良いソフトウェアとは
3.ソフトウェアのライフサイクル
  開発手順
  ウォーターフォールモデル
  スパイラルモデル
  プロトタイピングモデル
4.組込みシステムの開発工程
5.品質管理
  ソフトウェアの品質
  RASIS
6.信頼性と性能
  性能の指標
7.ソフトウェア品質の考え方
  品質の作り込み
8.テスト工程
  テスト技法
9.保守と再利用
  保守プロセス
10.保守の留意点
  保守を意識した設計
11.構造化手法
   構造化手法の開発プロセス
12.要求分析
   DFD
13.状態遷移図
14.構造化設計
   構造化プログラミング
15.学習成果の確認(最終試験)

<成績評価方法及び水準>
最終試験の点数を主体(70%)とし、その他の回で課すレポート(宿題)や小テストなどの点数(30%)を加味して評価を実施し、総合点が60点以上を合格とする。ただし、3回以上欠席した者や、講義の受講態度が悪い者については不合格とする。

<教科書>
Mint(経営情報研究会)著:「図解でわかるソフトウエア開発のすべて」,日本実業出版社, ISBN4-534-03109-2

<参考書>
講義中に紹介する

<オフィスアワー>
質問への対応は、原則として講義終了後に行なう

<学生へのメッセージ>
講義では、私が今まで携わった業務で見聞きしてきた、ソフトウェア業界の現場の様子なども紹介する予定です

 

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