2010年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
オートマトンと形式言語(Automata and Formal Languages)[5C15]
2単位 建石 由佳 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 生成文法・形式言語・オートマトン理論の概要を理解する
- <授業計画及び準備学習>
- 1数学の基礎知識の確認
準備学習:教科書第1章の内容を理解しておく 2オートマトン理論・計算量理論の概要(1:形式言語とは、オートマトンとは、チョムスキーの階層、オートマトンと言語のクラス) 準備学習:()内に挙げたキーワードについて調べておく 3オートマトン理論・計算量理論の概要(2:チューリング機械と計算量、PとNP) 準備学習:()内に挙げたキーワードについて調べておく 4決定性有限オートマトン 準備学習:教科書第2.1節に目を通し、疑問点を整理しておく 5非決定性有限オートマトン 準備学習:教科書第2.2および2.3節に目を通し、疑問点を整理しておく 6正則表現(正規表現) 準備学習:教科書第2.4節に目を通し、疑問点を整理しておく 7正則性と正則言語の演算 準備学習:教科書第2.5および2.6節に目を通し、疑問点を整理しておく 8状態数最小化問題 準備学習:教科書第2.7節に目を通し、疑問点を整理しておく 9教科書第2章の演習 準備学習:教科書52ページから66ページの演習問題(★のつかないもの)を解いておく 10文脈自由言語と構文解析 準備学習:教科書第3.1および3.2節に目を通し、疑問点を整理しておく 11文脈自由言語の演算とチョムスキー標準形 準備学習:教科書第3.5から3.7節に目を通し、疑問点を整理しておく 12プッシュダウンオートマトン 準備学習:教科書第3.3および3.4節に目を通し、疑問点を整理しておく 13プッシュダウンオートマトンと決定性 準備学習:教科書第3.8節に目を通し、疑問点を整理しておく 14教科書第3章の演習 準備学習:教科書111ページから120ページの演習問題(★のつかないもの)を解いておく 15学習成果の確認(試験) 準備学習:前回までの総復習
- <成績評価方法及び水準>
- 試験による
100点満点換算で60点以上で合格とする 授業中の演習問題の回答状況により加点することがある 授業態度が悪い場合は減点することがある
- <教科書>
- E. キンバーほか 著「計算論への入門--オートマトン・言語理論・チューリング機械--」ピアソン・エデュケーション
- <参考書>
- J. ホップクロフト ほか 著 「オートマトン言語理論 計算論〈1〉」サイエンス社
- <オフィスアワー>
- 事前にメール等で連絡してください
- <学生へのメッセージ>
- ・集合と写像
・数列 ・同値関係 ・グラフと部分グラフ、有向グラフ ・帰納的定義と数学的帰納法による証明 の知識は必須です。
2年生で先行履修を希望する場合は ・情報数学I、IIの単位を取得しておくこと。 ・離散数学を並行して履修すること。 3年生以上の学生は上記科目の単位を取得しておくこと。
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