2010年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

自然言語処理(Natural Language Processing)[3C21]

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2単位
建石 由佳 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
自然言語処理技術の基礎と応用を概観する

<授業計画及び準備学習>
1 イントロダクション
2 「浅い」言語処理:文字n-gramと言語推定
3 「浅い」言語処理:パターンマッチング
4 文から単語列へ:日本語の場合(形態素解析)
5 文から単語列へ:英語の場合(品詞タグ付け)
6 単語列から句構造へ:日本語の場合(係り受け解析)
7 単語列から句構造へ:英語の場合(文脈自由文法と構文木)
8 意味解析:概念辞書とオントロジー
9 意味解析:語義のあいまい性解消
10 照応解析:
11 言語資源について
12 応用:機械翻訳
13 応用:情報検索
14 応用:情報抽出と質問応答
15 総まとめ
(注:第15週目は、応用トピックを追加するかもしれません)

準備学習として、上に出てきたキーワードをWebなどで調べておくこと

<成績評価方法及び水準>
レポート(2〜4回)による。
出席状況・授業態度によっては減点することがあります。

<参考書>
天野真家 他著「自然言語処理」(ITText)オーム社

<オフィスアワー>
メールで事前に連絡してください

<学生へのメッセージ>
・集合演算、確率と統計の初歩、線形代数(ベクトル空間)の初歩を理解していること。
・「オートマトンと形式言語」(履修コード5A24)を履修ずみか、形式言語理論の初歩を理解していること。

<備考>
夏休み前後にもう一度シラバスを改定する可能性があります

 

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