2010年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科

科学技術シミュレーション(Simulation in Science and Technology)[2B19]

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2単位
飛松 敬二郎 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
シミュレーションは自然現象、社会現象、経済経営問題の予測・解明など様々な目的で行われます。問題を解くためのモデルを用意して、モデルに基づいた計算が行われます。授業では単純なモデルを素材としてシミュレーションの考え方・解法について講義を行うとともに、シミュレーションを実施します。得られた結果を考察することによりシミュレーションの役割について理解を深めます。

【前提となる基礎知識】C言語又はVisual Basic言語によるプログラミングができること。

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンス、シミュレーションとは何か
準備学習:図を出力(点や線を描画)するプログラミングを復習する
2. システマティック法とモンテカルロ法
準備学習:今回の資料を予習してプログラムを作成する
3. 一様乱数の発生方法と検定、直接法について
準備学習:今回の資料を予習すること
4. 棄却法と合成法について
準備学習:今回の資料を予習すること
5. モンテカルロ法の一般原理
準備学習:今回の資料を予習すること
6. Buffonの針の実験
準備学習:今回の資料を予習すること
7. ベルヌーイ試行と幾何分布乱数、応用例
準備学習:今回の資料を予習すること
8. 2項分布と超幾何分布、応用例
準備学習:今回の資料を予習すること
9. 正規分布乱数
準備学習:今回の資料を予習すること
10. ポアソン分布
準備学習:今回の資料を予習すること
11. ランダムウォーク
準備学習:今回の資料を予習すること
12. 在庫管理モデル
準備学習:今回の資料を予習すること
13. 待ち行列モデル
準備学習:今回の資料を予習すること
14. 待ち行列モデルの具体例
準備学習:今回の資料を予習すること
15. 学習成果の確認(定期試験)
準備学習:これまでの総復習を行うこと

<成績評価方法及び水準>
シミュレーションの課題レポートを6割、定期試験を4割の比率で総合評価を行う。総合評価60点以上を合格とする。

<教科書>
使用しない。資料を用意する

<オフィスアワー>
火曜午後、A-1475情報処理研究室

 

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