2010年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
科学技術シミュレーション(Simulation in Science and Technology)[2B19]
2単位 飛松 敬二郎 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- シミュレーションは自然現象、社会現象、経済経営問題の予測・解明など様々な目的で行われます。問題を解くためのモデルを用意して、モデルに基づいた計算が行われます。授業では単純なモデルを素材としてシミュレーションの考え方・解法について講義を行うとともに、シミュレーションを実施します。得られた結果を考察することによりシミュレーションの役割について理解を深めます。
【前提となる基礎知識】C言語又はVisual Basic言語によるプログラミングができること。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ガイダンス、シミュレーションとは何か
準備学習:図を出力(点や線を描画)するプログラミングを復習する 2. システマティック法とモンテカルロ法 準備学習:今回の資料を予習してプログラムを作成する 3. 一様乱数の発生方法と検定、直接法について 準備学習:今回の資料を予習すること 4. 棄却法と合成法について 準備学習:今回の資料を予習すること 5. モンテカルロ法の一般原理 準備学習:今回の資料を予習すること 6. Buffonの針の実験 準備学習:今回の資料を予習すること 7. ベルヌーイ試行と幾何分布乱数、応用例 準備学習:今回の資料を予習すること 8. 2項分布と超幾何分布、応用例 準備学習:今回の資料を予習すること 9. 正規分布乱数 準備学習:今回の資料を予習すること 10. ポアソン分布 準備学習:今回の資料を予習すること 11. ランダムウォーク 準備学習:今回の資料を予習すること 12. 在庫管理モデル 準備学習:今回の資料を予習すること 13. 待ち行列モデル 準備学習:今回の資料を予習すること 14. 待ち行列モデルの具体例 準備学習:今回の資料を予習すること 15. 学習成果の確認(定期試験) 準備学習:これまでの総復習を行うこと
- <成績評価方法及び水準>
- シミュレーションの課題レポートを6割、定期試験を4割の比率で総合評価を行う。総合評価60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 使用しない。資料を用意する
- <オフィスアワー>
- 火曜午後、A-1475情報処理研究室
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