2010年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
電子回路(Electronic Circuit)[5274]
2単位 荒 實 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- エレクトロニクスの世界において電子工学の発展はそのスピードを速めるばかりでなく、その裾野も極めて広がっている。そこで、広く深い電子回路を学ぶに当たっては、まず、増幅、発振、変調(復調)といった基本機能をしっかりと学ぶことにする。いわゆるトランジスタのバイアス回路の設計や増幅回路の等価回路を解いて理解を深めることとする。扱う範囲は半導体の性質、ダイオードとは、トランジスタ回路の基本、電界効果トランジスタ、負帰還増幅回路とする。
- <授業計画及び準備学習>
- 第1週 半導体の性質
第2週 pn接合ダイオードとその特性 第3週 定電圧ダイオードと発光ダイオード 第4週 トランジスタの基本回路 第5週 トランジスタの電圧増幅作用 第6週 トランジスタのバイアス回路 第7週 トランジスタの電流帰還バイアス回路 第8週 トランジスタ増幅回路の等価回路(1) 第9週 トランジスタ増幅回路の等価回路(2) 第10週 電界効果トランジスタ 第11週 電界効果トランジスタのバイアス回路と等価回路 第12週 負帰還増幅回路 第13週 負帰還増幅回路の増幅度(1) 第14週 負帰還増幅回路の増幅度(2) 第15週 電力増幅回路
- <成績評価方法及び水準>
- 宿題+数回の試験、及び出欠との総合評価(60点以上合格)
- <教科書>
- アナログ電子回路 大類重範 日本理工出版会
- <オフィスアワー>
- 金曜日 ただし電話かEメールで予め予約を取って下さい。
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