2010年度工学院大学 情報学部コンピュータ科学科
知識工学(Knowledge Engineering)[4175]
2単位 建石 由佳 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- ・コンピュータ処理における「知識」(データ)の重要性
・表現形式の確立していない知識の表現方法(データ構造) ・探索と推論の基礎的な方法
について理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.イントロダクション
2〜4.論理と推論 推論とは 演繹推論 命題論理と述語論理 反駁原理 論理型言語Prolog 一階述語論理を超える推論 ルールベースシステム 5〜7.探索問題 探索木 縦型探索と横型探索 反復深化法 コストつき探索 距離とコスト 山登り法、最良優先法、A*法 ゲーム木の探索 ゲーム木 Min-Max法、α-β法 8〜11.機械学習 機械学習とは ベイズの定理とその応用 条件付確率、ベイズ推定、単純ベイズ分類器 決定木 決定木とは、情報量、ID3アルゴリズム クラスタリング 階層的クラスタリングのいろいろな方法 非階層的クラスタリング、K平均法 12〜14.知識表現とオントロジー 知識表現 意味ネットワーク フレームとスクリプト XML言語と知識表現 UML オントロジーとSemantic Web タクソノミーとオントロジーとシソーラス Semantic Web 15.総合復習と成果確認
- <成績評価方法及び水準>
- 試験(50点満点)とレポート1回(50点満点)
合計で60点以上を合格とする。
- <教科書>
- 特に指定しない
- <参考書>
- 松本一教ほか「人工知能 (IT Text)」オーム社
西田豊明「人工知能の基礎」丸善 木下哲夫「人工知能と知識処理」昭晃堂 太原育夫「人工知能の基礎知識」近代科学社
- <オフィスアワー>
- メールでアポイントメントを取ってください(情報科学センターのID:jt13142)
- <学生へのメッセージ>
- 受講者は
・情報数学I(1年前期) ・コンピュータ科学序論(1年前期) ・データ構造とアルゴリズム(1年後期) の内容を理解していることを前提とします。
- <備考>
- 夏休み中に改訂の可能性がありますので、受講希望者は後期開始直前にシラバスの再確認をしてください
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