2010年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
国際関係と文化(International Relations and Culture)[3C20]
2単位 清水 英里 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 国際関係といっても、欧米に偏ることなく、第三世界にも十分目をくばり、学生が自分で「自分は今どこにいてどこに行きたいのか」という問いに明確に答えられることを達成目標とする。研究論文や本だけではなく映画、音楽、旅行記などを材料にし、生活の中からの国際化とは何かというものを考えることができるようにしたい。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 ガイダンス
2 文化とは何か?−文化相対主義と伝統 3 個人発表 4 映像の世紀 5 ナショナリズム・国民国家とは何か1 6 ナショナリズム・国民国家とは何か2 7 映像の世紀 8 ベトナムの世界史1 9 ベトナムの世界史2 10 難民・移民・外国人労働者問題をどう考えるか 11 文明の衝突 12 近代的身体 13 ジェンダーの問題 14 ジェンダーとセクシャリティ 15 テスト
- <成績評価方法及び水準>
- 年度末の筆記テストに授業中の小レポートなどを加味したうえで総合評価し、60点以上のものに単位を認める。
- <教科書>
- 指定せず、配布資料を用いて授業を進める。
- <参考書>
- 小森陽一・高橋哲哉編『ナショナル・ヒストリーを超えて』(東京大学出版、1998年)、古田元夫『ベトナムの世界史』(東京大学出版、1995年)
- <オフィスアワー>
- 授業開始前、終了後、12階講師室にて。
- <学生へのメッセージ>
- 国際関係の理論を学ぶ場というよりも、現在世界で起きている国際問題について自分ならではの考えを持つための立脚点になる授業を目指しています。
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