2010年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

創造工学I(Engineering of Creation I)[3A13]

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2単位
飯野 謙次 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 新しい技術を生み出す“創造”は、自然発生的に生まれるものではない。創造を実現するためには、解決したい課題を設定し、制約条件を明確にし、課題解決を行い、実現する。この一連の過程を図式的に表現する方法が思考展開図である。思考展開図を利用すると考えをまとめ、より良い“創造”に考えを収束させることができる。創造工学Iでは、この手法を学び、課題を選択してその解決を考え、その内容を発表する。後期の創造工学IIでは、創造工学Iの課題解決の模型を作成し、発表する。

<授業計画及び準備学習>
A.創造学のすすめ
  1.技術の獲得
  2.設計手順と設計者の頭の中
  3.「わかる」とはどういうことか
  4.物事を見るのに必要な視点
  5.「決める」とはどういうことか
  6.創造設計原理
  7.着想をまとめる
  8.思考展開図の性質
  9.考えを作る
 10.「考えを作る」具体例
 11.設計能力を高める
 12.創造的設計の支援

準備学習は特にない。

<成績評価方法及び水準>
出席 30%
小課題 25%
最終課題報告書 30%
最終発表 15%

<教科書>
「技術の創造と設計」畑村洋太郎、岩波書店

<参考書>
「だから失敗は起こる」畑村洋太郎、NHK出版

<オフィスアワー>
授業終了後、教室で、もしくは e-mail でアポイントを取る

 

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