2010年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

リーダシップと企業経営(Leadership and Corporate Management)[2B17]

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2単位
新井 敏夫 教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
日本国内だけでなく、国際的なプロジェクトの推進や外資系企業で働く場合でも、リーダーとしての実際的な判断が可能になるように、リーダーとしての基本的な機能と知識を身につける。
ケーススタディーを通じて、リーダーシップの原理原則がどのように生きるかを体験し、リーダーシップ理論が応用可能な段階にまで個々人の能力の向上を図る。
(JABEE学習・教育目標)
「国際工学プログラム」F.マネジメント能力の習得:◎
達成目標は、リーダーシップの原理原則を自らが置かれた環境に応用し、進化させることができる能力を身につけることに置いている。

<授業計画及び準備学習>
1. [ガイダンス] リーダーは教育によって作られる
2. リーダーの果たすべき機能
  準備学習 参考書の中から、リーダーの機能について共感するところをまとめておく
3. リーダーの資質
  準備学習 参考書の中から、リーダーの資質について共感するところをまとめておく
4. リーダーシップ理論の変遷
5. [ケーススタディー] 「組織とリーダー」について具体的なケースを想定し、グループ討議を行う
  準備学習 リーダーの機能と資質について自らの目標とする姿をまとめておく
6. [グループ発表と評価] 課題についてグループ発表と評価を行う
  準備学習 グループでプレゼンテーションの準備を行う
7. 決断のフレームワーク
  準備学習 リーダーの決断がどのような場面で最も重要になるか、具体的なケースを想定しておく
8. 人は何故働くのか(動機づけ理論とリーダーシップ理論の関係)
9. [ケーススタディー] 「危機管理とリーダーシップ」について、具体的なケースを想定し、グループ討議を行う
  準備学習 危機に直面したリーダーの果たすべき機能について考え方をまとめておく
10. [グループ発表と評価] 課題についてグループ発表と評価を行う
  準備学習 グループでプレゼンテーションの準備を行う
11. 宣言
12. 指示と評価
  準備学習 指示と評価はリーダーシップを発揮する上でどのような機能を果たすのか、参考書から共感する部分をまとめておく
13. 企業倫理
14. [全体のまとめ] リーダーシップを発揮するための準備
15. [学習成果の確認] 試験
  準備学習 授業の復習を通じて、自ら理想とするリーダー像を具体化しておく。

<成績評価方法及び水準>
グループ発表と試験による総合評価。ウェイトは試験が60%、グループ発表が40%。60点(100点中)以上を合格とする。
国際工学プログラムの学習・教育目標 F.マネジメント能力の中核となるリーダーシップの原理原則についての理解(応用のための基礎)は、上記の評価基準を満たせば達成される。

<教科書>
必要に応じてプリントを配布する。

<参考書>
佐々淳行「平時の指揮官 有事の指揮官」文春文庫
ボブ・ウッドワード「司令官たち」文藝春秋
ジャック・ウェルチ、ジョン・A.バーン「ジャック・ウェルチ わが経営」日本経済新聞社

<オフィスアワー>
毎週火曜日 13時から15時

<学生へのメッセージ>
この講義では共感を呼ぶプレゼンテーションの技術を身につけることも目的としています。体験しながら工夫して行きましょう。

 

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