2010年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科
△Engineering Design and Machining C[4374]
1単位 住野 和男
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 3次元CADの使用法の基本を学び、ECP科目等において実際的に適用できる基礎を学ぶ。
3次元CADとしてハイエンドのPro/ENGINEERを用いる。また、Pro/ENGINEERから容易に移行できる構造解析ソフトの導入部を学ぶ。 理解を深めるため演習を実施し、課題を提出するので全出席を前提とする。 以下に具体的な達成目標を示す。 (1) 3次元CADによる設計の基本を理解する。 (2) 3次元CADの利用法を学び理解し、モノを3次元で作成構築し、基本的図面の作成もできること。 (JABEE学習・教育目標) 「国際工学プログラム」 (D) 創造力の習得:○ (F) デザイン能力とマネジメント能力の習得:◎ JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)の(2)c):◎ (e)(g)(h):○ JABEE基準1の(1)の知識・能力:(d)の(2)c)d) (e) (g) (h):◎ (a) (b) (c) (d)の(2)b) (f):○ (前提となる基礎知識と習得後の展開) E.D.M.A、Bの内容を習得しておくことが前提である。材料力学2を習得または並行して学習することが望ましい。 本科目で学習した内容は、以降のECP1、2,3等の履修時に役立つ。
- <授業計画及び準備学習>
- 1. ガイダンス、概要、操作説明
2. 立体の基礎モデリング演習(3次元モデリングの考え方) 3. 立体の基礎モデリング演習(フィーチャーの概念と各種フィーチャーの作成) 4. 立体の基礎モデリング演習1(2次元図面から3次元モデルの作成) 5. 立体の基礎モデリング演習2(2次元図面から3次元モデルの作成) 6. 立体のモデリング演習1(模型自動車の部品作成) 7. 立体のモデリング演習2(模型自動車の部品作成) 8. アセンブリ操作演習1(模型自動車のアセンブリモデルの作成) 9. アセンブリ操作演習2(模型自動車のアセンブリモデルの作成) 10. 図面作成演習1(模型自動車部品の図面作成) 11. 図面作成演習2(模型自動車アセンブリモデルの図面作成) 12. CAE解析演習1(モーション解析) 13. CAE解析演習2(構造解析) 14. 総合演習 15. 学習成果の確認
準備学習:授業ごとに演習を行い、授業の始めには、前回行った演習の解説と復習を行う。授業終了時には、次回行う演習課題の説明をするので、教科書を参考に解説を読んでおくこと。
- <成績評価方法及び水準>
- 出席状況:40点(欠席および遅刻は減点される)、試験:60点の配点とし、合計60点以上を合格とする。60点に満たない場合には、演習点が60点以上でかつ定期試験を受けている場合は再試験を行う。再試験の該当者は掲示された学生だけである。
「国際工学プログラム」の学習・教育目標(D) および(F)は、本科目およびこの目標に対応する卒業に必要な他の該当科目をすべて習得することにより達成される。
- <教科書>
- 「3次元CADの活用とCAEの導入」(各自、大学生協にて購入する)
- <参考書>
- やさしい機械設計の考え方・進め方 住野 和男著 オーム社
やさしい機械製図の見方・描き方 住野 和男著 オーム社
- <オフィスアワー>
- 月・火・金 13:00〜17:00 17号館「夢づくり工房」
- <学生へのメッセージ>
- 成績評価は、毎回の課題提出、期末試験、出席状況を総合的に判断して最終評価とする。特に、出席に関しては演習授業の性格上、毎回出席が原則である。
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