2010年度工学院大学 グローバルエンジニアリング学部機械創造工学科

数学II(Mathematics II)[5317]

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2単位
堂前 和宏 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業では、1変数関数のテイラー展開と2変数関数の微積分について解説します。
達成目標は以下の通りです。
(1) 1変数関数のマクローリン展開を作れるようにする。
(2) 1変数関数を局所的に多項式で近似して、その値の変化の様子を調べる手法を身につける。
(3) 偏導関数を計算できるようにする。
(4) 合成関数の微分法を身につける。
(5) 2変数関数の極値とは何かを理解し、それを求められるようにする。
(6) 2重積分を累次積分に直して計算できるようにする。
(7) 変数変換公式を活用して2重積分を計算できるようにする。

(JABEE 学習・教育目標)
「国際工学プログラム」:C−1◎

(前提となる基礎知識と習得後の展開)
数学Iで1変数関数の微積分を学習していることが前提となります。
習得後は数学演習III、数学IV、数学演習IVで扱うより高度な解析学の学習へつながります。

<授業計画及び準備学習>
[1] 高次導関数
(準備学習) 1変数関数の微分法と数学的帰納法について復習しておくこと。
[2] テイラー展開
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[3] テイラー展開の応用
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[4] 偏導関数
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[5] 2次偏導関数
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[6] 合成関数の微分法
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[7] 2変数関数の極値
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[8] 極値の求め方
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[9] 学習成果の確認(中間試験)
(準備学習) 第1回から第8回までの授業の総復習をしておくこと。
[10] 2重積分と累次積分
(準備学習) 前期に学習した1変数関数の積分の計算の仕方を復習しておくこと。
[11] 2重積分の計算
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[12] 積分順序の交換
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[13] 変数変換公式(線型変換)
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[14] 変数変換公式(極座標変換)
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解いて、解答のチェックをしておくこと。
[15] 学習成果の確認(期末試験)
第10回から第14回までの授業の総復習をしておくこと。

<成績評価方法及び水準>
中間試験と期末試験を50%ずつで評価し、60点以上の者を合格とします。

「国際工学プログラム」の学習・教育目標C−1は、上記の評価基準を満たせば、達成されます。

<参考書>
数学Iと同じ

<オフィスアワー>
土曜日の13時から14時(八王子校舎1号館313号室)

 

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