環境実験（Fundamental Experiment of Environmental Architecture）[3C75]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

室内居住環境の測定、実験装置を使ったシステム実験を行い、測定方法、デ−タの分析、システムの性能評価法について学ぶ。

＜授業計画及び準備学習＞

(1) 実験準備
各種測定器具の使用法、測定器の校正　　　
(2）基礎実験
1.ガイダンス、レポート作成について
　　2.室内温熱環境測定評価
　　3.日射、照度の測定評価
　　4.建築材料の熱的性能測定評価
　　5.騒音の測定評価　その1
　　6.騒音の測定評価　その2
（3）システム実験
1.空気調和機の原理
　　2.空気調和機のシステム設計
　　3.空気調和機の実験評価　
　　4.冷凍機の実験評価
　　5.冷却塔の実験評価
　　6.自然エネルギ-利用実験評価
(4)各実験の再実験
(5)実験成果の確認（レポート提出）
以上の実験は八王子校舎の実験施設を利用して行う。

＜成績評価方法及び水準＞

平常の実験及び毎回のレポ−ト提出（期限内）により内容を評価し60点以上の者に単位を認める

＜教科書＞

実験室発行のプリント

＜参考書＞

建築環境工学実験用教材I、II（日本建築学会編）
最新建築環境工学（井上書院）

＜オフィスアワー＞

実験終了後に八王子校舎11号館１５３室、
上記以外は新宿校舎２４階環境設備研究室（但し、約束来室のこと）

＜学生へのメッセージ＞

専門科目の総合学習となるので、卒業後、建築、環境設備設計、設備施工分野に進む学生、及び卒論で実験・実測を伴わない学生は、受講して、測定方法やシステムの実際を学んで欲しい。

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