2010年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース
減災学(Disaster Mitigation)[6A08]
2単位 村上 正浩 准教授 [ 教員業績 JP EN ] 三好 勝則 特任教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 災害の種類やその成因、対処方法などの知識を基にして、より実践的で高度な活動方法を本講義で身につける。新宿キャンパスにおける防災訓練での想定シナリオ、訓練体系や人員配置を学び、訓練における救命や消火活動の導入を自ら体験する。また、地域での消防・防災活動のあり方など災害に強い社会づくりを学ぶ。
- <授業計画及び準備学習>
- 1 ガイダンス、授業計画の説明など
準備学習:ポータルシステムで事前に配布する授業計画を理解しておくこと。
2 防災訓練の意義 準備学習:ポータルシステムで事前に配布する資料を読み、防災訓練について理解しておくこと。
3 防災訓練の想定・体系・配置 準備学習:ポータルシステムで事前に配布する資料を読み、防災訓練について理解しておくこと。
4 防災訓練における活動方法 準備学習:ポータルシステムで事前に配布する資料を読み、防災訓練について理解しておくこと。
5 防災訓練(1)発災から避難 準備学習:防災訓練の企画書を読み、防災訓練の実施内容と各自の役割について復習しておくこと。
6 防災訓練(2)応急措置 準備学習:防災訓練の企画書を読み、防災訓練の実施内容と各自の役割について復習しておくこと。
7 訓練成果の検証 準備学習:訓練成果をとりまとめておくこと。
8 災害救急医療(1)災害医療活動の実際 準備学習:上級救命講習教材の該当箇所を読み、災害医療活動について理解しておくこと。
9 災害救急医療(2)トリアージ 準備学習:上級救命講習教材の該当箇所を読み、災害医療活動について理解しておくこと。
10 防災ボランティア(1)ボランティアとは 準備学習:ポータルシステムで事前に配布する資料を読み、ボランティア活動について理解しておくこと。
11 防災ボランティア(2)ボランティア活動の実際 準備学習:ポータルシステムで事前に配布する資料を読み、ボランティア活動について理解しておくこと。
12 地域消防・防災活動 準備学習:ポータルシステムで事前に配布する資料を読み、地域防災について理解しておくこと。
13 公助と共助・自助 準備学習:ポータルシステムで事前に配布する資料を読み、自助・共助・公助について理解しておくこと。
14 防災機関の役割 準備学習:ポータルシステムで事前に配布する資料を読み、防災機関について理解しておくこと。
15 学習成果の確認(レポート課題作成) 準備学習:前回までの総復習を行い、レポート課題を作成すること。
- <成績評価方法及び水準>
- 最終回に行うレポート課題を50点満点、中間課題を50点満点で評価し、合計60点以上を合格とする。ただし3回以上欠席した学生は履修放棄とみなし成績評価は行わない。
- <教科書>
- 上級救命講習教材(ガイダンス時に指定)、その他は適宜配布
- <参考書>
- 「都市防災学 地震対策の理論と実践」、梶秀樹・塚越功、学芸出版社
「いのちを守る地震防災学」林春男著、岩波書店
- <オフィスアワー>
- 月曜日〜金曜日 18:00〜19:00 ただし事前に予定を確認のこと。
E-mail:murakami@cc.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- 八王子キャンパスで開講する減災学入門の履修者は本講義の受講者として優先する。
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