2010年度工学院大学 第1部建築学科 建築学コース

建築設計III(Architectural Design III)[4C33]

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2単位
鈴木 敏彦 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
諸角  敬 非常勤講師
福山 博之 非常勤講師
中山 繁信 非常勤講師
三浦 丈典 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
設計課題:「2045年のミュージアム」
 建築の寿命が50−100年とすれば、社会の未来を予測することは建築家にとって当然の責任である。そこで今回は戦後100年を迎える2045年にふさわしいミュージアムを計画する。
 単なる空想(夢想)未来ではなく、2045年に社会がどうなっているか、人々の暮らしはどう変わっているか、(人口や高齢化は?教育や福祉は?外国人労働者?交通?自然環境は?芸術や文化は?ミュージアムとは?・・・など)自分なりに具体的な対象を決めて、それに関する根拠ある未来予測をたて、そのときの社会や人々にとって新に価値のある建築を設計してほしい。

<授業計画及び準備学習>
1. 第一課題 出題 課題説明、スケジュール説明、グループ分け
準備課題:課題に役立ちそうな事例資料を収集し、特徴・設計主旨を整理する
2. エスキスチェック
準備課題:敷地状況を(周辺を含む)断面でとらえておく
3. エスキスチェック
準備課題:最終模型制作・準備
4. 提出/発表/講評
準備課題:効果的な図面表現、着彩、レイアウトの検討・準備
5. 第二課題 出題 エスキスチェック
準備課題:課題に役立ちそうな事例資料を収集し、特徴・設計主旨を整理する
6. 第二課題 中間講評1、各自の設計内容のプレゼンテーション
準備課題:模型でボリューム、スケールをつかむ
7. エスキスチェック
準備課題:外・内観イメージスケッチをする
8. エスキスチェック
準備課題:提出までのスケジュール管理
9. 中間講評2、各自の設計内容のプレゼンテーション
準備課題:各自の主旨説明、効果的に文章化、図示する
10.エスキスチェック
準備課題:パース表現・模型表現のスケジュール管理
11.エスキスチェック
準備課題:効果的な図面表現、着彩、レイアウトの検討
12.第二課題 提出/発表/講評
準備課題:提出図面の確認、効果的なプレゼンテーションの方法を考える
13.講評会
14.再提出
準備課題:講評コメントを取り入れて、再度まとめあげ提出
15.ポートフォリオ
準備課題:ポートフォリオ作品としてデータ作成する.

・課題の進捗状況によって中間提出やピンナッププレゼンテーションのスケジュールを変更することがある。

<成績評価方法及び水準>
途中のプロセスや発表内容を加味しながら、総合的に評価する。

<オフィスアワー>
授業時間の前後。

<学生へのメッセージ>
三年次は、学生時の中でももっとも充実した時期である。発想や考え方なども飛躍的に延びる時期であるから、この課題も前向きに取り組んでもらいたい。

 

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