2010年度工学院大学 第1部建築系学科

環境基礎実験(Environmental Basic Experiments)[5371]

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2単位
野部 達夫 教授  
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宇田川 光弘 教授  
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西川 豊宏 准教授  
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大橋 一正 教授  
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中島 裕輔 准教授  
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柳  宇 教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
安全で快適な建築内外の環境を創造し維持管理するためには、対象となる空間の諸性状を定量的に把握する必要がある。この授業では実際に測定器を用いて室内外の環境を調査し、得られたデータを分析する手法を学ぶ。                                 

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス
2.室内空気質の計測
3.表面温度と蒸発冷却
4.気象データ分析
5.浮遊粒子濃度の計測
6.水使用量の評価
7.光環境の評価
8.レポートの作成方法
9.室内外気圧の測定
10.熱的快適性評価
11.結露基礎実験
12.騒音測定
13.風量と換気回数の測定
14.日照・日射データ分析
15.講評

・毎回の準備学習として、授業計画に関連する文献を検索して一通り目を通し、その全体像を把握することを求める。
・復習として、授業で不明な点の整理と、文献による理解或いは質疑を求める。

<成績評価方法及び水準>
各課題で実測調査及びデータ処理に関する演習を行い、毎回レポートを提出する。評価は出席とレポートによる。期末試験はない。

<教科書>
実験、分析、データ処理のための資料を実験、演習課題ごとに配布する。

<参考書>
建築環境工学実験用教材(日本建築学会)
最新建築環境工学(井上書院)

<オフィスアワー>
ガイダンス時に説明

<学生へのメッセージ>
建築を志すものが当然磨くべき「暑い、寒い、明るい、暗い、・・・」といった物理的空間認識を定量的に捉えるためのトレーニングでもある。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~dt13006/

 

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