2010年度工学院大学 第1部建築系学科

建築施工(Construction Process)[5271]

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2単位
遠藤 和義 教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
建築は施工というプロセスを経て実現する。また,完成後もそのライフサイクル全体にわたって,維持保全,改修,解体などの工事の機会がある。それら施工のプロセス,それに関わる生産組織(ビルディングチーム),工事のマネジメントについて概説する。施工のプロセスについては,躯体工事を中心に,その施工技術の内容と特質について理解する。

<授業計画及び準備学習>
1. ガイダンス、オリエンテーション
2. 建築工事の典型的組織:ビルディングチーム
3. ビルディングチームに関連する事項
4. 各主体の許可制度と海外のビルディングチーム
5. 施工計画
6. 準備工事,仮設工事
7. 土工事
8. 基礎工事
9. 型枠工事
10. 鉄筋工事
11. コンクリート工事
12. 鉄骨工事
13. 木質系躯体工事
14. 内外装工事
15. 学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験の結果で評価する。60点以上の者に単位を認める。レポート提出等による救済措置はしないので充分準備をして試験に臨むこと。

<教科書>
毎回パワーポイントのプリントアウトを配布する。

<参考書>
「建築施工」内田祥哉編著(市ヶ谷出版社)
「建築生産」松村秀一、遠藤和義他著(市ヶ谷出版社)

<オフィスアワー>
原則的に講義終了後とする。メールを最大限活用されたい。

<学生へのメッセージ>
建築は施工というプロセスを経て世の中に姿を現します。設計, 構造, 環境等の専攻分野に関わらず, 建築に関わる者の必須知識です。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwd1018/

 

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