2010年度工学院大学 第1部建築系学科

建築設計I(Architectural Design I)[3375]

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2単位
藤木 隆明 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
東  正則 教授  
[ 教員業績  JP  EN ]
金子  滋 非常勤講師
川口 通正 非常勤講師
半田 雅俊 非常勤講師
村山 隆司 非常勤講師
今村 創平 非常勤講師
澤崎 宏 非常勤講師
横田 歴男 非常勤講師
井上 康 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
学生にとっては始めての本格的な設計である。基本的な空間構成の仕方から、次第に規模も大きくなり、また実際の生活に供せられる建物の設計に入る。設計教育の目的は、課題を自分なりに理解し、これを空間として提案することであり、この思考過程が重要である。従って最初の課題の説明からしっかり授業を聞いて、課題ごとの教育意図を理解して取組んで欲しい。
授業の達成目標は、図面表現巧拙だけではなく、課題の理解、これに基づく空間構成としての提案がしっかりできるようになることである。

<授業計画及び準備学習>
3つの設計課題に取り組む。
最初の時間に「建築設計課題および案内」を配布する。そのなかに課題の趣旨、スケジュール、提出図面等が載っているので、これに基づいて授業を進める。学生の進捗具合に合わせて、スケジュールを変更する場合もあるので、毎回休まずに出席すること。

<成績評価方法及び水準>
1.テーマ/コンセプト 2.計画/デザイン 3.プレゼンテーション 4.熱意
等の項目について,総合的に評価するが、図面表現の技術自体よりも,考え方や内容を重視する。
単位の認定は,全課題の平均点が60点以上を合格とする.ただし、中間提出が未提出の者は、最終提出を認めないので注意するこ
と。毎週休まずに出席することが単位認定の最低条件である。

<教科書>
特に指定せず必要に応じて資料を配布する。

<参考書>
建築設計資料集成、建築関係の雑誌(新建築、GA JAPAN、A+Uなど)、建築家の作品集

<オフィスアワー>
授業終了直後適宜

<学生へのメッセージ>
建築の模型には、完成模型とスタディ模型がある。どちらも重要であるが、模型をつくりながらスタディすることの大切さを早めに覚えて欲しい。

<備考>
紹介図書
Aqua-scape: The Nature-oriented Architecture of Ryumei Fujiki
新しい環境建築のカタチ。イギリスで出版された本ですが、生協でも入手することができます。建築の持つ無限の可能性を感じて下さい。特に、地球環境問題に意識的な建築家志望の学生には良い刺激になると思います。

 

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