2010年度工学院大学 第1部情報通信工学科

通信ソフトウェア論II(Communications Software II)[3B20]

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2単位
水野  修 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
情報通信システム実現のために必須となる,サーバ側のソフトウェア開発やプロジェクト管理に関する基本的な知識や手法について学ぶ.同時に小規模なプログラム開発演習を通じて自身の力とする。

<授業計画及び準備学習>
1. 通信ソフトウェアとは(座学)
2. ソフトウェア開発モデル(座学)
3. 支援ツールを用いたソフトウェア開発1(演習) ツールの環境設定
4. 支援ツールを用いたソフトウェア開発2(演習) 簡単な入出力の実現
5. 状態遷移機械の概要 (座学)
6. 状態遷移機械の設計 (座学)
7. オブジェクト指向技術の概要 (座学)
8. ソフトウェア設計 (演習)
9. コーディング1 (演習) 設計したソフトについてコーディングする
10.コーディング2 (演習)10回目の続きを行いソフトを完成させる.
11. ユーザインタフェースとサービスオペレーション1(座学)
12. ユーザインタフェースとサービスオペレーション2(演習)
13. ソフトウェアテスト工程と検査 (座学)
14. ソフトウェアテスト工程演習,まとめ (演習)
15.評価(試験)

<成績評価方法及び水準>
進行に従い課題を課す。問題解決の一部に演習時間を充てながら、理解度を確認する。
演習の取り組みと,定期試験により知識の修得度を測定する.
試験60%,課題40%であるが,演習課題の未提出者は試験を受けることができない.

<教科書>
なし.

<参考書>
中所武司”ソフトウェア工学(第2版)”朝倉書店 ISBN978-4-254-12712-6
小林健一郎”これならわかるJava”,講談社ブルーバックス ISBN4-06-257400
市販のJavaの参考書類(自分に合うと思うもの)

<オフィスアワー>
火曜日10時〜12時

<学生へのメッセージ>
産業としてのソフトウェア開発を進めたり,道具としてプログラミングを行うための知識や技能を身につけるために,開発支援ツールを活用したJavaプログラミングによる演習を行いながら講義をすすめます.

 

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