2010年度工学院大学 第1部情報通信工学科

数学II(Mathematics II)[5565]

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2単位
小林 康麿 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
2変数の微分積分の演習を行う。偏微分の考え方を学び、2変数の極値問題や陰関数の極値問題に応用出来る事、重積分の考え方を学び、変数変換や累次積分の計算が出来るようになる事が目標である。

<授業計画及び準備学習>
第1週  2変数関数とその極限
    準備学習:数学Iで学習した微分の復習をしておく事。
         教科書pp.121-126の解説を読み、理解しておく事。
第2週  偏微分,接平面
    準備学習:教科書pp.127-132の解説を読み、理解しておく事。
第3週  高階偏導関数,合成関数
    準備学習:教科書pp.133-138の解説を読み、理解しておく事。
第4週  陰関数
    準備学習:教科書pp.139-142の解説を読み、理解しておく事。
第5週  テイラーの定理,テイラー展開
    準備学習:教科書pp.143-149の解説を読み、理解しておく事。
第6週  極大極小
    準備学習:教科書pp.150-152の解説を読み、理解しておく事。
第7週  条件付き極値
    準備学習:教科書pp.152-153の解説を読み、理解しておく事。
第8週  2重積分の定義
    準備学習:数学Iで学習した積分の復習をしておく事。
         教科書pp.154-157の解説を読み、理解しておく事。
第9週  2重積分の累次積分
    準備学習:教科書pp.158-161の解説を読み、理解しておく事。
第10週 2重積分の変数変換
    準備学習:教科書pp.162-165の解説を読み、理解しておく事。
第11週 体積と曲面積
    準備学習:教科書pp.168-173の解説を読み、理解しておく事。
第12週 2重積分の広義積分
    準備学習:教科書pp.166-167の解説を読み、理解しておく事。
第13週 3重積分
    準備学習:2重積分の復習をしておく事。
第14週 定期試験
    準備学習:前期に学習した内容の総復習を行い、試験に備える事。

<成績評価方法及び水準>
以下の者に単位を認定する。
1.定期試験(100点満点)の点数が60点以上の者。
2.定期試験の点数が60点未満の場合、適宜行う小テストの成績を試験の点数に加味した評点が60点以上の者。

<教科書>
「理工系の基礎 微分積分」石原繁、浅野重初共著(裳華房)
但し、「理工系入門 微分積分」(石原繁、浅野重初共著)を既に持っている学生は、新たに購入する必要は無い(内容は殆ど同じ物なので)

<オフィスアワー>
金曜3〜5限の授業前後

<学生へのメッセージ>
予習・復習をしっかり行い授業に臨む事。
特に2変数関数の微分積分は1変数関数のそれより複雑である為、最低でも
数学Iで学習した事が身に付いていないと、授業内容を理解するのは難しいと思われる。

 

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