2010年度工学院大学 第1部情報通信工学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[2565]

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3単位
藤森 成一 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
現代における情報技術の重要性を踏まえ、この中核となるコンピュータについて、パソコン(PC)を利用し、将来に向けて、技術の進捗発展に対処できる基本的な能力を身につける。
理解を早めるために演習を中心に行うので、欠席することなく自主的かつ積極的な態度で受講することを望む。

<授業計画及び準備学習>
1.ガイダンス、コンピュータの概説とハードウエアの構成
2.文書作成(MS Word)画像、段組等のページ修飾等
3.文書作成(MS Word)論文内容梗概作成入門
4.電子メールの送受信
5.コンピュータの歴史と人物
6.ソフトウエアの重要性とその構成
7.Windowsの演習
8.コンピュータネットワーク
9.日本語処理(テキストエディタ、LaTex)
10.表計算(MS Excel)概要
11.表計算(MS Excel)関数
12.表計算(MS Excel)応用
13.プレゼンテーション(MSパワーポイント)
14.ホームページの作成(HTML入門)
15.前期試験による学習効果の確認
後期は、、以下のC言語のプログラミングを行う
1.文字の内容表示
2.変数の内容表示
3.配列
4.データの種類と型
5.プログラム処理の流れの制御(分岐制御)
6.プログラム処理の流れの制御(繰り返し制御)
7.応用プログラムの演習
8.アドレスとポインタ文字の操作
9.配列とポインタ
10.文字列の操作
11.関数
12.データの入出力
13.構造体
14.共用体及び全体まとめ
15.後期試験による学習成果の確認
本科目は情報技術の基本を学習するために、授業時間外にも学習、特に演習を重点的に行って貰いたい。

<成績評価方法及び水準>
前期試験40点+後期試験40点+課題の提出及び評価20点=100点を基本とし、60点以上を合格とする。
ただし、提出課題について、通年で5回以上未提出の場合には、履修放棄扱いとする。また、課題提出について遅延すると、減点になるので注意すること。
欠席については、通年で5回以上許可なく欠席した場合には、履修放棄扱いとする。

<教科書>
前期の教科書は、「情報処理の基礎と演習」− 理工系コンピュータリテラシー − 第2版:赤木徹也・荒 実/他共著(共立出版)
後期の教科書は、下記を予定している。
「1日で解るC言語「例題+演習問題」方式」第2版 桑原恒夫著(共立出版)

<参考書>
授業中に適宜紹介をする。

<オフィスアワー>
主として、授業日の18時〜18時30分八王子講師室

<学生へのメッセージ>
これからの基礎として、十分な理解を望みます。

<備考>
必需品ではないが、USBに接続するフラッシュメモリ(USBメモリ)があると便利です。

 

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