2010年度工学院大学 第1部情報通信工学科
幾何学II(Geometry II)[2453]
2単位 堂前 和宏 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 線型代数の知識を応用して、平面および空間において2次方程式で表される図形の性質を調べる方法を学びます。達成目標は以下の通りです。
(1) 楕円、双曲線、放物線の基本的な性質についての知識を習得する。 (2) 平面において2次方程式で表される図形の形状を調べることができるようにする。 (3) 2次曲面の種類とそれぞれの特徴についての知識を習得する。 (4) 空間において2次方程式で表される図形の形状を調べることができるようにする。
- <授業計画及び準備学習>
- [1] 楕円の定義と方程式
(準備学習) 高校の教科書で「軌跡」の部分について復習しておくこと。 [2] 双曲線・放物線の定義と方程式 (準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。 [3] 平面の直交変換 (準備学習) 平面の線型変換(一次変換)について復習しておくこと。 [4] 2次正方行列の対角化 (準備学習) 2次正方行列の固有値・固有ベクトルについて復習しておくこと。 [5] 2次対称行列の直交行列による対角化 (準備学習) 平面のベクトルの内積について復習しておくこと。 [6] 2次曲線の分類 (準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。 [7] 2次曲線の総合演習 (準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。 [8] 学習成果の確認(中間試験) (準備学習) 第1回から第7回までの授業の総復習をしておくこと。 [9] 2次曲面の標準形 (準備学習) 高校の教科書で「空間座標」について復習しておくこと。 [10] 連立一次方程式と行列式 (準備学習) 連立一次方程式の解き方と3次行列式の計算法を復習しておくこと。 [11] 3次正方行列の対角化 (準備学習) 3次正方行列の固有値・固有ベクトルについて復習しておくこと。 [12] 3次対称行列の直交行列による対角化 (準備学習) 空間のベクトルの内積と正規直交基底について復習しておくこと。 [13] 2次曲面の分類 (準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。 [14] 2次曲面の総合演習 (準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。 [15] 学習成果の確認(期末試験) (準備学習) 第9回から第14回までの授業の総復習をしておくこと。
- <成績評価方法及び水準>
- 中間試験と期末試験を50%ずつで評価し、60点以上を合格とします。
- <オフィスアワー>
- 土曜日の13時から14時(八王子校舎1号館313号室)
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