2010年度工学院大学 第1部情報通信工学科

幾何学II(Geometry II)[2453]

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2単位
堂前 和宏 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
線型代数の知識を応用して、平面および空間において2次方程式で表される図形の性質を調べる方法を学びます。達成目標は以下の通りです。
(1) 楕円、双曲線、放物線の基本的な性質についての知識を習得する。
(2) 平面において2次方程式で表される図形の形状を調べることができるようにする。
(3) 2次曲面の種類とそれぞれの特徴についての知識を習得する。
(4) 空間において2次方程式で表される図形の形状を調べることができるようにする。

<授業計画及び準備学習>
[1] 楕円の定義と方程式
(準備学習) 高校の教科書で「軌跡」の部分について復習しておくこと。
[2] 双曲線・放物線の定義と方程式
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。
[3] 平面の直交変換
(準備学習) 平面の線型変換(一次変換)について復習しておくこと。
[4] 2次正方行列の対角化
(準備学習) 2次正方行列の固有値・固有ベクトルについて復習しておくこと。
[5] 2次対称行列の直交行列による対角化
(準備学習) 平面のベクトルの内積について復習しておくこと。
[6] 2次曲線の分類
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。
[7] 2次曲線の総合演習
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。
[8] 学習成果の確認(中間試験)
(準備学習) 第1回から第7回までの授業の総復習をしておくこと。
[9] 2次曲面の標準形
(準備学習) 高校の教科書で「空間座標」について復習しておくこと。
[10] 連立一次方程式と行列式
(準備学習) 連立一次方程式の解き方と3次行列式の計算法を復習しておくこと。
[11] 3次正方行列の対角化
(準備学習) 3次正方行列の固有値・固有ベクトルについて復習しておくこと。
[12] 3次対称行列の直交行列による対角化
(準備学習) 空間のベクトルの内積と正規直交基底について復習しておくこと。
[13] 2次曲面の分類
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。
[14] 2次曲面の総合演習
(準備学習) 前回の授業で配布した演習問題を解き、各自で解答のチェックをしておくこと。
[15] 学習成果の確認(期末試験)
(準備学習) 第9回から第14回までの授業の総復習をしておくこと。

<成績評価方法及び水準>
中間試験と期末試験を50%ずつで評価し、60点以上を合格とします。

<オフィスアワー>
土曜日の13時から14時(八王子校舎1号館313号室)

 

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