2010年度工学院大学 第1部情報通信工学科

情報処理概論及演習(Fundamental Information Processing and Exercise)[2319]

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3単位
保坂 修治 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
前期:
 コンピュータの基本的な操作を習得し、アプリケーションソフトウエアを使ったドキュメントやプレゼンテーション資料の作成ができることを目標とします。コンピュータの基本的な構成と情報処理の仕組みを理解します。

後期:
 プログラミング作法ならびにプログラミングの基本的な文法と構文を習得します。コンピュータの内部でのデータの表現と記憶方法、その処理方法を理解したうえで、問題を解決するための手順に合ったアルゴリズムを選択し、プログラムとして表現できるようになることを目標とします。

<授業計画及び準備学習>


前期:

1. ガイダンス、コンピュータの基本操作と電子メール
 学習の準備: 前期教科書第2章を予習する

2. ワードプロセッサ(1) −MS-Wordの基本操作−
学習の準備: 前期教科書 5.1-5.5節を予習する

3. ワードプロセッサ(2) −編集、修飾、表−
学習の準備: 前期教科書 5.6-5.7節を予習する

4. ワードプロセッサ(3) −数式を使った文章作成−
学習の準備:前期教科書 5.8節を予習する

5. 表計算ソフト(1) −MS-Excelの基本操作−
 学習の準備:前期教科書 6.1-6.2.3節を予習する

6. 表計算ソフト(2) −数式、関数−
 学習の準備:前期教科書 6.2.4-6.2.5節を予習する

7. 表計算ソフト(3) −グラフ、Wordとの連携−
 学習の準備:前期教科書 6.2.5-6.3節を予習する

8. プレゼンテーション(1) −MS-Powerpointの基本操作−
 学習の準備:前期教科書 7.1-7.3節を予習する

9. プレゼンテーション(2) −効果的なプレゼンテーション−
 学習の準備:前期教科書 7.4-7.5節を予習する

10. Webページ制作(1) −HTML−
 学習の準備:前期教科書 8.1-8.6節を予習する

11. Webページ制作(2) −CSSを使った表現−
 学習の準備:前期教科書 8.7節を予習する

12. 文書処理システムLatex −Latexによるドキュメントの作成−
 学習の準備:前期教科書 9.1-9.10節を予習する

12. 文書処理システムLatex −Latexによる数式を含むドキュメントの作成−
 学習の準備:前期教科書 9.11-9.14を予習する

14. コンピュータのハードウエアとソフトウエア
 学習の準備:前期教科書 第1章を予習する

15. 学習成果の確認(前期末試験)
 学習の準備:前期の総復習を行う




後期
1. プログラミング環境と操作方法
 学習の準備: 後期教科書 第1章を予習する

2. 演算と型
 学習の準備 後期教科書 第2章を予習する

3.プログラムの流れの分岐
 学習の準備 後期教科書 第3章を予習する

4.プログラムの流れの繰り返し
 学習の準備 後期教科書 第4章を予習する

5.配列
 学習の準備 後期教科書 第5章を予習する

6.関数
 学習の準備 後期教科書 第6章を予習する

7.基本型
 学習の準備 後期教科書 第7章を予習する

8.関数形式マクロ、列挙体
 学習の準備 後期教科書 第8章を予習する

9.文字列
 学習の準備 後期教科書 第9章を予習する

10.ポインタ
 学習の準備 後期教科書 第10章を予習する

11.文字列とポインタ
 学習の準備 後期教科書 第11章を予習する

12.構造体
 学習の準備 後期教科書 第12章を予習する

13.ファイル処理
 学習の準備 後期教科書 第13章を予習する

14.まとめと総合演習
 学習の準備 後期教科書 第1章〜第13章を復習する

15.学習成果の確認(後期末試験)
 学習の準備 後期の総復習を行う

<成績評価方法及び水準>
演習を含む授業なので、原則全授業への出席とすべての課題が提出されていることを評価の前提とする。
定期試験を60点満点、課題を40点満点で評価し、合計60点以上を合格とする。定期試験は、前期と後期それぞれの定期試験の平均点とする。欠席や遅刻は減点対象とする。

<教科書>
前期:「情報処理の基礎と演習 第2版」工学院大学情報基礎教育運営委員会編(共立出版)
後期:「新版 明解C言語 入門編」柴田望洋著(ソフトバンククリエイティブ)

<オフィスアワー>
毎週火曜日3限目 情報科学研究教育センター

<学生へのメッセージ>
伝えたいことをコンピュータを利用してどのように表現したらよいか、工夫をしながら課題に取り組んで欲しい。

問題解決のための手順をコンピュータに理解できる言葉で表現することは、論理的思考を鍛える良い訓練でもあります。

 

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