2010年度工学院大学 第1部 *電気工学科

国際関係の基礎知識(International Relations)[4B09]

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2単位
清水 英里 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
国家、民族、ジェンダー、貧困などにかんする諸問題が複雑に絡まりあっている現在の世界において、以前のようにナショナリティを本質的に考えることができなくなっている世界の中に我々はいる。「自分」というものは何者なのか、そしてそこから世界とどう接していけばいいのか。そのことを日々生きるところに立脚点をおき、自らで思考し行動できるようになることを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
1 ガイダンス
2「従軍慰安婦」論争をめぐってー戦後補償と反日・反韓感情
3「日本人」とは何か
4 映像の世紀
5 ナショナリズムについて
6 戦争の悲惨さの実態
7『文明の衝突』をめぐる論争
8 映像の世紀
9 世界システム論
10 ドキュメント映像『ショアー』を観る
11 グローバリゼーションについて考える
12 テロリズムについて
13 日本のODA
14 オリエンタリズム
15 テスト

<成績評価方法及び水準>
学年末のテストに授業中の小レポートなどを加味したうえで総合評価し、60点以上のものに単位を認める

<教科書>
指定せず、配布資料を用いて授業を進める。

<参考書>
稲賀繁美編『異文化理解の倫理にむけて』(名古屋大学出版会、2001年)、歴史学研究会編『国民国家を問う』(青木書店、1994年)古田元夫『ベトナムの世界史』(東京大学出版会、1995年)

<オフィスアワー>
授業開始前、終了後、12階講師室にて。

<学生へのメッセージ>
自分が世界で活躍するイメージを常にもって、日々をすごしてください。国際社会に出た時、自分ならではのオリジナリティあるアイデンティティーを持って生きていけるための立脚点を持てるようになってください。

 

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