2010年度工学院大学 第1部 *電気工学科
光応用(Applied Optics)[2A74]
2単位 竹本 正勝 講師 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 電力(電気エネルギー)を光に変換する分野として、照明および表示デバイスについてエネルギー変換の原理と計算法(照明設計など)の基礎について学習する。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.照明一般とその基礎量:光と電磁波、スペクトル、測光量と単位、
2.視覚と色覚:眼の構造と働き、視野と視力、色の表示法 3.放射:温度放射、色温度、ルミネセンス 4.光源:白熱電球、蛍光ランプ、HIDランプ、その他の光源 5.照明計算:配光、光束計算法、点光源および線光源による直接照度、 大きさのある光源による直接照度 6.測光法:測光と標準器、光度の測定、光束の測定、照度の測定 7.屋内照明:照明設計の目的、照明設計の要件、照明設計の手順、照明設計の実際 8.屋外照明:道路照明、トンネル照明、屋外スポーツ照明、景観照明 9.表示デバイスの基礎 10.表示デバイスの種類:ブラウン管、発光ダイオード、液晶、プラズマディスプレイ、 有機EL、その他のデバイス
- <成績評価方法及び水準>
- 原則として定期試験の結果により評価する。60点以上を合格とする。
ただし、僅かに60点に満たない場合は宿題の提出状況によっては合格とすることがある。
- <教科書>
- プリント教材を配布
- <参考書>
- 「大学課程 照明工学(新版)」(社)照明学会 編(オーム社)
「照明・電熱」佐藤 清史 著(東京電機大学出版局) 「LED照明ハンドブック」LED照明推進協議会編 (オーム社)
- <オフィスアワー>
- 面談を希望する場合は、事前にメール(takemoto@cc.kogakuin.ac.jp)等で時間と場所の予約を取って欲しい
- <学生へのメッセージ>
- 照明工学は、電気工学全般の分野と密接な関連がある科目なので、他科目の教科書や参考書も利用してほしい。また、予習・復習、特に復習を必ず行って内容を理解することで実力が付くと考えている。
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