2010年度工学院大学 第1部環境エネルギー化学科
現代社会論(On the Contemporary Society)[3503]
2単位 勝田 由美 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 現代社会の様々な問題に関する基本的な知識を身につけ、またそれに対する自分の意見を的確に表現する訓練をします。今年度は、文化系大学(学部)のビギナー向けテキストを用い、社会学の基礎的な理論を学びます。
- <授業計画及び準備学習>
- (授業計画)
1 社会学とは 2 近代資本主義社会の成立(マルクス) 3 社会的行為と主観的意味(ウェーバー) 4 実在する共同性(デュルケム) 5 相互作用の形式(ジンメル) 6 社会調査の方法(シカゴ学派) 7 社会構造の一般理論(パーソンズ) 8 日常世界の意味(ゴフマンとガーフィンケル) 9 社会システムの生成(ルーマン) 10 生活世界とコミュニケーション(ハーバーマス) 11 社会的再生産(ブルデュー) 12 社会関係資本とコミュニティ(コールマンとパットナム) 13 社会的につくられる「主体」(フーコーとギデンズ) 14 まとめ 15 学習成果の確認(レポート作成)
(準備学習) 上記にそって各自に授業期間中、最低2回の報告をしていただくこととします。報告資料の作成方法や報告の仕方を学ぶこと、報告に対する質問や討論の方法を学ぶことも、この授業の大切な目的です。
- <成績評価方法及び水準>
- 担当箇所について授業で報告し、授業中に指示する課題レポートを提出すること。毎回の授業に主体的に参加したうえで、報告(作成資料の評価を含む。9割)およびレポート(1割)の総合評価が60点以上となった者に単位を認めます。成績評価方法および水準の詳細については第1回目の授業時に説明するので、必ず出席すること。
- <教科書>
- 玉野和志編『ブリッジブック社会学』信山社、2007年
- <オフィスアワー>
- 八王子校舎 授業の前後に講師室で
新宿校舎 前期は火曜12〜13時、後期は水曜15〜16時、27階研究室にて
- <学生へのメッセージ>
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