2010年度工学院大学 第1部応用化学科
○Basic Writing Skills I[2556]
1単位 須田 拓基 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- この授業では、学生の英語運用能力を4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語を書く活動に重点をおき、トピックセンテンス・その内容を指示する文・結論づける文、などから構成されるパラグラフ・レヴェルの英語が書けるようになることを目指す。また、モデルとなる文章を読むことや、自身および他者の書いた英語をチェックする過程を経て、基礎から応用まで幅広く英語の文法・語彙・語法などを習得することも望まれる。
- <授業計画及び準備学習>
- パラグラフ・レヴェルの英語が書けるようになる前提として先ずはひとつひとつのセンテンスを正確に書けるように文法項目ごとに体系的に文の組み立て方を学んでいく。この基礎の上に論理展開の方法や接続詞の使い方等、パラグラフを構築していく際に必須の項目についてハンダウトとパワーポイントを用いて解説を行う。その後、受講生には実際に短めのエッセイを書いてもらう。尚、各回の準備学習として受講生はコースブックの「再確認事項」の解説を読み、「演習」の問題を解いてから授業に臨むこと。以下に前期の暫定的なシェジュールを示すが、より詳細に亘るシェジュールについては初回時にハンダウトを配付する。
第1回:イントロダクション 第2回:ライティングの基礎 第3回:文の成り立ち 第4回:文の種類 第5回:動詞 第6回:5文型 第7回:現在形・過去形 第8回:未来形 第9回:助動詞 第10回:進行形 第11回:完了形 第12回:受動態 第13回:不定詞・動名詞 第14回:試験 第15回:試験の返却と解説
- <成績評価方法及び水準>
- 期末試験の結果を基に評価する。原則として60点未満の場合、単位は認められない。但し、60点未満の場合でも英文エッセイを提出してもらい単位相当と判断されれば60点が与えられる。 尚、欠席が5回以上の場合には単位が認められないので注意すること。
- <教科書>
- Basic Grammar for Everyday Writing (Asahi Press)
- <参考書>
- 安井稔 著 『英文法総覧』(開拓社)
江川泰一郎 著 『英文法解説』(金子書房) Quirk, R., S. Greenbaum, G. Leech and J. Svartvik A Comprehensive Grammar of the English Language (Longman)
- <オフィスアワー>
- 火曜日18.00-23.00
可能な限りアポイントメントを取ってください。
- <学生へのメッセージ>
- 先ずはひとつひとつの文を正しく書くことが求められます。そのためには正確な文法の知識と語法の知識が不可欠です。辞書と文法書を常に座右に置いてください。もちろん講義の際にも両方必要になります。
その次のステップは自然でイディオマティックな(=慣用的な)英文を書くことです。このためには良質の英文にたくさん触れる必要があります。頻繁に用いられる構文を含んだ文を暗記するのも効果的です。
- <備考>
- 前期だけの単独履修も可能だが、パラグラフ・レヴェルのライティング能力の向上を目指す受講生は後期も併せて受講することが望ましい。
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2010 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|