2010年度工学院大学 第1部応用化学科

Basic Reading Skills II[3206]

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1単位
松井 領明 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この授業では、学生の英語運用能力を4技能(listening・speaking・reading・writing)すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語で読む活動に重点をおく。スキャニングやスキミング、トピックの把握などの練習を通して、読んでいる文章のトピックを見つけ、それを支持する文を理解し、結論へたどりつく、リーディングプロセスの習得を目指す。また、このような活動を通して、基礎から応用まで幅広く英語の文法や語彙を習得することも望まれる。

<授業計画及び準備学習>
ポピュラー音楽を題材にしたテキストを用いて、英語読解に必要な文法知識を学習する。文の主述の関係をしっかりと把握する読み方に重点を置きたい。文全体の流れとともに、一文単位で英文構造を正確に把握する訓練を行う。まずは主語・動詞を意識し、きっちりと把握するところから始めたい。進度・クラスの規模によって臨機応変に副教材を使用し、まとまった分量の英語を読むことも考えている。

テキストをいくつかの部分に分け、予め決められた発表者が授業で音読と訳文を披露する。それに対して文法的解説や背景に関しての説明を講師が加えるという形式で授業を進める。また発表者以外にもそれぞれのテキストの箇所に関して、2人程度の学生に訳文を提出してもらう。発表者・提出者が果たす義務については初回授業時に説明する。また、進度・クラスの規模によって回数は変動するが、反復練習を中心とした提出課題を5−7回、小テストを予定している。また、映画・CDなどを用いた聞き取りの訓練も予定している。

<成績評価方法及び水準>
授業参加20%、課題20%、期末テスト60%の配分で成績を評価する。授業参加とは、訳文の担当、授業はじめの復習セッションでの解答などがそれにあたる。課題は期限までに提出しないと減点の対象になる。欠席は4回まで認める。遅刻は3回で1回の欠席に相当する。

<教科書>
『ポピュラーソングで楽しむ総合英語』(松柏社)

<オフィスアワー>
火・水の昼休みに講師控え室にて行う。発表担当者は必ず質問に来ること。

 

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