2010年度工学院大学 第1部環境化学工学科
○設計及び製図論(Design and Drawing)[4D20]
2単位 茅野 昭 非常勤講師 伊井 宏聡 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 講義
化学の分野における各種図面の作成の仕方について学ぶ 演習 環境化学工学に携わる技術者は環境保全装置および化学機械装置の設計・製図の業務に直面する機会が多い。 そこで、化学工業における装置設計・製図の基礎概念および製図の通則,図面を読み取り、作図(簡単なCAD製図)するなどの基礎を学び,これを理解する。
- <授業計画及び準備学習>
- 設計論に関する講義(木曜日3時限):伊井先生担当
1.基礎製図(投影法、図形の表し方) 準備学習:初等幾何学について復習しておくこと 2.基礎製図(製図の規格) 準備学習:教科書 第1章「基礎製図」を読み 製図の規格の種類について理解しておくこと 3.実験器具のスケッチ 準備学習:教科書 2.2「基本練習」を読み、スケッチの練習をしておくこと 4.装置要素の製図 準備学習:教科書 3.3.3「継ぎ手の種類」と3.3「弁」を読み、継ぎ手と弁の種類を理解しておくこと 5.化学装置の製図および読図 準備学習:教科書 第1章から第3章までを復習しておくこと 6.フローシート 準備学習:教科書 4.5「フローシート」を読み、フローシートの図記号について理解しておくこと 7.配管図、計装図 準備学習:教科書 4.6「配管図」と4.7「計装図」を読み、配管図用の図示記号と計装用記号を理解しておくこと
CAD製図(木曜日3・4時限):茅野先生担当 第1週 設計製図の基本概念 第2週 CAD製図の基礎:トレーニング 第3週 CAD製図の基礎:トレーニング 第4週 CAD製図の基礎:トレーニング 第5週 パッキン押エ 第6週 化学プロセスフロシート1 第7週 化学プロセスフロシート2
- <成績評価方法及び水準>
- 設計論に関する講義:毎回提出する演習課題によって評価する
CAD操作による演習:毎回提出する自作の提出図面により評価する 設計論とCAD製図は均等に評価し平均60点以上の者を合格とする。 内容により評価し、CAD製図は提出図面により評価する。
- <教科書>
- 講義
「基礎化学製図」 基礎化学製図編集員会編 産業図書 978-4-7828-2526-6 演習 授業初めに印刷物を配布いたします。
- <オフィスアワー>
- 演習
演習開始2時間前から授業終了後から18時まで メールでの相談は随時受け付けます。bt65106@ns.kogakuin.ac.jp
- <学生へのメッセージ>
- CAD演習はソフトの操作を習得すること及び仕上図面のセンスをも評価に入れます。
- <備考>
- 講義
各自用意するもの 1)三角定規、2)コンパスあるいは円形テンプレート、3)関数電卓
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~bt65106/
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