2010年度工学院大学 第1部環境化学工学科

近代科学の成立(Origin of Modern Sciences)[4D13]

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2単位
林  真理 教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 私たちがよく知っている科学=理科が、いつごろどのようにして成立したのかということを学びます。単に科学者の努力のみによってではなく、その時代の社会や思想と密接に関連して科学が成立していることが特に重要です。また、そういった歴史的な知識を通じて、現代の科学技術文明のあり方を考え直すことも授業のねらいになります。
 科学とは何かについての基本的な見方、考え方を理解すること、科学史上の重要な事項について理解することが目標です。

<授業計画及び準備学習>
授業計画
1. 歴史的な視点と科学
2. 科学とは何だろうか?
3. 科学と疑似科学
4. 科学的方法とは何か?
5. 古代ギリシアにおける科学の成立(1)
6. 古代ギリシアにおける科学の成立(2)
7. 古代ギリシアにおける科学の成立(3)
8. 古代ギリシアにおける科学の成立(4)
9. 近代西欧における科学の成立(1)
10. 近代西欧における科学の成立(2)
11. 近代西欧における科学の成立(3)
12. 近代西欧における科学の成立(4)
13. 近代西欧における科学の成立(5)
14. 近代西欧における科学の成立(6)
15. 成果の再確認(試験)
準備学習
 授業のノート、プリントを復習して次回授業最初に行う小テストに備えること。

<成績評価方法及び水準>
 授業中の小テスト(50%)、レポート(30%)、最終試験(20%)で総合的に判定します。、
 レポートの課題と試験の方法については最初の授業で説明します。

<教科書>
なし。プリントを配布します。

<参考書>
授業中に指示します。

<オフィスアワー>
前期は月曜2限(10:40-12:10)、後期は木曜5限(16:20-17:50)。新宿キャンパス27F2774室。

<学生へのメッセージ>
 すばらしい技術であればあるほど、それが引き起こしかねない問題も重大なものになります。工学院大学で学ぶ皆さんには、人間や社会に関する深い洞察を持ち、技術のすばらしさと問題点の両方を見きわめられる知性を身につけた社会人として巣立って欲しいと思います。

<参考ホームページアドレス>
http://intra.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/

 

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