2010年度工学院大学 第1部環境化学工学科

量子力学(Quantum Mechanics)[4A08]

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2単位
岡村  浩 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
量子力学は,現代物理学及び化学の基礎である。特に現代の化学は量子力学なしには考えられない。
ナノ・テクノロジー、物性論、原子力、量子コンピュータ、宇宙論、素粒子論に通じる夢の多い学問である。
上記についての基本的な問題について理解することを目標とする。

<授業計画及び準備学習>
1. はじめに:アインシュタインの疑問
2. 電子とはなにか(1)プランク、アインシュタイン、ボーア、
3. 電子とはなにか(2)ボーアの水素原子模型と量子力学の成立
4. 自由粒子のシュレーディンガー方程式(1)書く。
5. 自由粒子のシュレーディンガー方程式(2)解く。
6. 井戸型ポテンシャル(1)無限に深い場合
7. 井戸型ポテンシャル(2)有限の深さの場合
8. 水素原子(1)1s状態
9. 水素原子(2)2p状態など
10.調和振動子
11.トンネル効果
12.光子の裁判
13.まとめ
14.演習
15.宇宙と素粒子

<成績評価方法及び水準>
定期試験により評価する。60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
適宜プリントを配布する。

<参考書>
量子力学の参考書はきわめて多い。
自分にあったものを探すこと。

<オフィスアワー>
木曜日4限
電子メール(ft92043@ns.kogakuin.ac.jp)で予約すること。

<学生へのメッセージ>
講義内容は下記のホームページに公開してある。
復習をきちんと行うこと。

<備考>
出席不良の場合、追試験再試験の受験を認めない。

<参考ホームページアドレス>
http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft92043/kougi/qm/index.html

 

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