2010年度工学院大学 第1部環境化学工学科

環境安全科学(Environment Safety Science)[3C07]

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2単位
米澤 義堯 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
環境と安全に配慮した持続型社会を支えるためには、今まで以上の様々な科学技術の開発や社会システムの整備を進めていかねばならない。現在有害化学物質の不適切な管理により人や環境に様々な悪影響が生じているないしは生じる恐れがある。本講では特に環境と安全に配慮して化学物質を適切に管理するための基礎知識について学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
1. 環境安全科学序論 
2. 化学物質の環境排出
3. 化学物質の環境動態
4. 化学物質の曝露評価 
5. 化学物質のヒト有害影響
6. 化学物質のヒト有害影響の評価
7. 化学物質の環境の生物への影響
8. 化学物質の環境の生物への影響の評価
9. 化学物質の爆発・火災
10.環境安全からみた化学物質の管理、関係法
11.リスク評価、管理の考え方、環境基準と発生源管理
12.リスクの評価(実例を通して)(1)
13.リスクの評価(実例を通して)(2)
14.リスク管理の考え方 
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験を実施する(資料・ノートの持ち込み可)。この評価60点以上の者に単位を認める。

<教科書>
指定しない。できるだけ、講義資料を配布したい。

<参考書>
玉浦祐他「環境安全科学入門」、講談社サイエンティフィック。他は講義中に紹介したい。

<オフィスアワー>
講義後1時間。メールにて事前に連絡のこと。メール表題の先頭に必ず工学院と記すこと。連絡メールアドレスは、最初の授業で知らせる。

<学生へのメッセージ>
まだ体系化されていない境界領域の学問なので内容は機会ある毎に改訂してゆきたい。

 

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