2010年度工学院大学 第1部環境化学工学科

複素関数論(Elementary Complex Function)[2E19]

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2単位
堂前 和宏 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
複素数と複素関数について、基本的な事柄を一通り解説します。
達成目標は以下の通りです。
(1) 基本的な複素関数の値を計算できる。
(2) 複素数関数の正則性を判定できる。
(3) 複素積分を計算できる。
(4) ローラン展開を作ることができる。
(5) 留数を計算できる。

<授業計画及び準備学習>
[1] 複素数と複素平面
(準備学習) 高校の教科書で複素数とその計算について復習しておくこと。
[2] 複素数の極形式
(準備学習) 前回の授業で課した演習問題をもう一度解き直しておくこと。
[3] 複素関数(指数関数・三角関数)
(準備学習) 高校の教科書で指数関数と三角関数について復習しておくこと。
[4] 複素関数(対数関数・巾関数)
(準備学習) 高校の教科書で対数関数について復習しておくこと。
[5] 複素微分と正則性
(準備学習) 数学IIで学習した偏微分について復習しておくこと。
[6] 複素積分
(準備学習) 数学Iで学習した積分について復習しておくこと。
[7] コーシーの積分定理
(準備学習) 前回の授業で課した演習問題をもう一度解き直しておくこと。
[8] コーシーの積分公式
(準備学習) 前回の授業で課した演習問題をもう一度解き直しておくこと。
[9] グルサの定理
(準備学習) 前回の授業で課した演習問題をもう一度解き直しておくこと。
[10] テイラー展開
(準備学習) 数学Iで学習したテイラー展開・マクローリン展開について復習しておくこと。
[11] ローラン展開
(準備学習) 前回の授業で課した演習問題をもう一度解き直しておくこと。
[12] 特異点と留数
(準備学習) 前回の授業で課した演習問題をもう一度解き直しておくこと。
[13] 留数定理
(準備学習) 前回の授業で課した演習問題をもう一度解き直しておくこと。
[14] 留数を用いた定積分の計算
(準備学習) 前回の授業で課した演習問題をもう一度解き直しておくこと。
[15] 学習成果の確認(定期試験)
(準備学習) 第1回から第14回までの授業の総復習をしておくこと。

<成績評価方法及び水準>
毎回の授業で課す課題を40%、定期試験を60%で評価し、60点以上を合格とします。

<オフィスアワー>
土曜日の13時から14時(八王子校舎1号館313号室)
(他の時間・場所を希望する場合は、メール等で連絡して下さい。)

 

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