2010年度工学院大学 第1部応用化学科
細胞工学(Cell Engineering)[4E21]
2単位 今村 保忠 教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 生命の基本的な単位は細胞である.動物や植物、さらに微生物も細胞からできている。微生物を含めた細胞の利用法について概観する.特に、遺伝子組換え技術(遺伝子工学)、細胞培養法について重点を置いて説明する。幹細胞の利用やその再生医療への展開がホットなテーマになっており、トピックスとして取り上げる。
達成目標: 1)細胞そのものを理解する。 2)古来から物質生産(発酵生産)に使われてきた微生物の利用技術が現代に生きていることを学ぶ。 3)再生医療を中心に、動物細胞の利用を考える。 4)資源、食糧、地球環境問題などの解決の主役となる植物細胞の利用を考える。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.細胞:いきものは「細胞」でできている
2.微生物利用:古典的発酵から発酵工業へ 3.発酵工業:微生物の育種改良と大量培養による工業的物質生産 4.微生物の多面的利用:固定化酵素、バイオエタノール、バイオレメディエーションなど 5.遺伝子操作:遺伝子工学の基本技術 6.異種タンパク質の生産:遺伝子操作によりヒトのタンパク質を大腸菌や酵母に作らせる 7.動物細胞:動物細胞を培養する 8.細胞外マトリックス成分とその利用 9.動物細胞の利用:組換えタンパク質の産生と利用 10.幹細胞 11.再生医療 12.植物細胞:植物細胞の培養と遺伝子組換え作物の創生 13.植物細胞の利用:資源、地球環境問題などの解決の切り札となる 14.まとめ:細胞工学の将来展望 15. 学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 期末試験の結果で評価する。出席点および授業中に行う小テストの結果も加味する。
- <教科書>
- 「細胞工学の基礎」(永井、富田、長田)(2004、東京化学同人)
- <オフィスアワー>
- 事前にメールで連絡のこと.
金曜日「応化実験」の後.
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