植物工学（Plant Biotechnology）[4A07]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

　植物バイオテクノロジーの中心技術である植物組織培養技術、および遺伝子工学や分子生物学で用いられる主要な実験技術とその原理を解説する。さらに、植物の代謝系を明らかにする研究方法の理解から、植物の有用代謝産物とその合成系について解説し、植物による有用物質生産について学び、その工学的利用を考える。

＜授業計画及び準備学習＞

１． 植物工学研究の意義：植物の研究がなぜ重要なのか？
２． 植物細胞の構造と機能の特性
３． 植物組織培養の基礎：植物ホルモン
４． 植物組織培養の実際：カルス、苗条原基
５． 遺伝子とその利用
６． 植物における遺伝子工学の基礎
７． 遺伝子組換え技術とその応用
８． 遺伝子組換え作物の作出とその安全性
９． 植物における有用物質の生産（１）
１０． 植物における有用物質の生産（２）
１１． 植物を利用したバイオ燃料生産
１２． 植物工場
１３． 夢の植物をつくろう！
１４． まとめ
１５． 学習成果の確認

＜成績評価方法及び水準＞

筆記試験、出席点、レポート点で評価する。60点以上の者に単位を認める。

＜教科書＞

使用しない。

＜参考書＞

授業中に紹介する。

＜オフィスアワー＞

八王子：月−木、土　10:00〜18:00
新宿　：金　10:00-18:00
e-mail: bt13171@ns.kogakuin.ac.jp

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。 Copyright(c)2010 Kogakuin University. All Rights Reserved.