2010年度工学院大学 第1部応用化学科

応用化学実験B(Applied Chemistry Laboratory B)[0329]

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1単位
小山 文隆 教授  
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山田 昌治 教授  
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坂口 政吉 講師  
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杉山 健二郎 講師  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
「応用化学実験」は、1,2年生で履修した実験科目、すなわち、応用化学基礎実験IおよびII、物理化学実験、有機化学実験、分析化学実験、生物化学実験で修得した実験操作法や知識をもとに、応用化学の各専門分野の実験を行うことを内容とする。またこれは4年生になったときの卒業論文のための実験の基礎となるものである。
 以下に具体的な達成目標を示す。
(1)専門科目の講義で得た知識をさらに実験を通して深めること (2)実験・研究の方法・進め方を会得すること (3)測定機器類の測定原理を理解し、操作方法を修得すること

<授業計画及び準備学習>
タンパク質試料の吸光光度法による定量
アフィニティークロマトグラフィーによるタンパク質の分離・精製
タンパク質の電気泳動
光合成活性の測定
天然色素の抽出とその光安定性および pH 安定性
生体成分の分析方法

<成績評価方法及び水準>
出席状況、予習、実験技術(態度)、レポート、および実験に関する内容の理解(テスト)などから総合的に評価する。

<教科書>
「応用化学実験」工学院大学工学部応用化学科編

<参考書>
「化学情報−文献とデータへのアクセス−」千原秀昭・時実象一共著(東京化学同人)
「増補 化学のレポートと論文の書き方」泉 美治他監修(化学同人)
「ヴォート 基礎生化学 (第3版)」 Donald Voet (著), Charlotte W. Pratt (著), Judith G. Voet (著), 田宮 信雄 (翻訳), 村松 正實 (翻訳), 八木 達彦 (翻訳), 遠藤 斗志也 (翻訳)

<オフィスアワー>
実験に関する質問はどんな些細なことでもかまわないのでまず以下のアドレスにメールをください。
bt13262@ns.kogakuin.ac.jp

<学生へのメッセージ>
実験にあたっては、テキストに書いてある通り機械的に実験してレポートを書くというのではなく、記述されている実験の内容について、自分で必要な試料・器具・手順を考えて、問題点がないかどうかを確認したのち、実験ノートに記入し、当日の実験に備えることが必要である。また実験における諸注意をまもり、事故をおこさぬように注意しなければならない。危険性のある試薬等を扱う場合は安全メガネ(またはメガネ)をかけることが必要である。

 

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