2010年度工学院大学 第1部機械システム工学科

線形代数学II(Linear Algebra II)[5153]

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2単位
新庄 玲子 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
線形代数学Iで勉強したことを基に、より抽象的なベクトル空間などの概念について講義します。ベクトルの一次独立性、基底などの概念を理解し、固有値・固有ベクトルを用いて行列の対角化が行えるようになることを目標とします。

(JABEE学習・教育目標)
「機械システム基礎工学プログラム」:(C)◎

(JABEEキーワード)
「機械システム基礎工学プログラム」:数学系

(前提となる基礎知識と習得後の展開)
本科目を履修するにあたり、「線形代数学I」の内容を習得しておく必要があります。
本講義で得られる知識は工学全般における線形代数の計算の基礎となるものです。

<授業計画及び準備学習>
第1回:ベクトル空間(1)
第2回:一次独立・一次従属(1)
第3回:一次独立・一次従属(2)
第4回:ベクトル空間の基と次元
第5回:線形写像
第6回:線形写像の像と核
第7回:線形写像の表現行列(1)
第8回:線形写像の表現行列(2)
第9回:固有値・固有ベクトル(1)
第10回:固有値・固有ベクトル(2)
第11回:行列の対角化
第12回:内積
第13回:正規直行化と直行行列
第14回:全体のまとめ
第15回:学習成果の確認(定期試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験で60点以上の学生に単位を認める。

<教科書>
「入門線形代数」 三宅敏恒(培風館)

<オフィスアワー>
金曜日の授業前後または昼休み(八王子)

 

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