2010年度工学院大学 第1部機械システム工学科

ベクトル解析(Vector Analysis)[2356]

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2単位
鈴木 健司 教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
(1) ベクトルの加法,ベクトルの積,ベクトルの微分積分演算を理解し,応用できること
(2) スカラー場の勾配,ベクトル場の発散,回転を理解し,応用できること
(3) 線積分,面積分を理解し,ガウスの発散定理などを応用できること

(JABEE学習・教育目標)
「機械システム基礎工学プログラム」:(C-1)◎

(JABEEキーワード)
「機械システム基礎工学プログラム」:数学系(解析学)
(前提となる基礎知識と習得後の展開)
「数学I・II」,「線形代数学I」,「工業力学及演習I・II」に関する知識が必要である.習得後は,機構の運動学,動力学,流体力学,電磁気学など,種々の物理現象の解析に応用可能である.

<授業計画及び準備学習>
1.[ベクトルの代数]ベクトルの加法,減法 演習問題1
2.[ベクトルの代数]ベクトルの内積 演習問題2
3.[ベクトルの代数]ベクトルの外積 演習問題3
4.[ベクトルの代数]ベクトルの三重積 演習問題4
5.[ベクトルの微分]ベクトル関数の微分 演習問題5
6.[ベクトルの微分]曲線の長さと曲率 演習問題6
7.[ベクトルの微分]曲面の法線と曲面積 演習問題7
8.[ベクトルの微分]スカラー場の勾配 演習問題8
9.[ベクトルの微分]ベクトル場の発散 演習問題9
10.[ベクトルの微分]ベクトル場の回転 演習問題10
11.[ベクトルの積分]線積分 演習問題11
12.[ベクトルの積分]面積分 演習問題12
13.[ベクトルの積分]ガウスの発散定理 演習問題13
14.[ベクトルの積分]ストークスの定理 演習問題14
15.学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
原則として定期試験で最終成績を評価する。60点以上の者に単位を認める。
ただし、定期試験で60点に満たない者でも、毎週の演習問題の結果が単位認定相当と認められる場合には、最終成績を60点とする。

<参考書>
「ベクトル解析」 戸田盛和著 (岩波書店)
「ベクトル解析」 矢野健太郎,石原 繁 著(裳華房)

<オフィスアワー>
八王子 MBSC棟121 火曜日 11:00〜12:00
その他の時間帯、および新宿での面談は,メールで事前に日程調整をしてください。(ksuzuki@cc.kogakuin.ac.jp)

<学生へのメッセージ>
講義の最後に行う演習問題を中心に、復習をしっかり行うこと。

 

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