2010年度工学院大学 第1部機械システム工学科

数学II(Mathematics II)[3312]

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2単位
宇内 昭人 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
この講義では,多変数関数の微積分ができるようになることを目標とする.一変数の微積分で得た知識を生かし,主に二変数関数での計算を行い,多変数へと発展させていく.そのため,一変数関数の微積分法の知識は欠かせない.一つ一つの事柄を正確に理解し,確実に計算することができるようになってもらいたい.

<授業計画及び準備学習>
1,基本事項
2,多変数関数の極限値と連続性
3,偏微分の定義,偏導関数
4,合成関数の偏微分
5,高階偏導関数
6,テイラーの定理とマクローリンの定理
7,関数の極値
8,極値問題演習
9,重積分,累次積分(長方形(閉)領域)
10,累次積分(縦線型閉領域)
11,積分順序の交換
12,積数変数の変換
13,積数変数の変換演習
14,曲面の面積と体積の計算演習
15,学習成果の確認(試験)

<成績評価方法及び水準>
定期試験60点以上を合格とする.但し、40点以上60点未満の場合は平常点(レポートや小テスト)の結果を考慮し判定する.

<教科書>
「微分積分概論」 高橋泰嗣,加藤幹雄 共著 サイエンス社

<オフィスアワー>
授業の前後(八王子)

<学生へのメッセージ>
この講義はシラバス通りに進み,教科書の順序と異なるが,授業の前に教科書のその内容の部分を一読することが望ましい.授業の内容を理解するためにも,是非そのようにすることを勧める.

 

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