2010年度工学院大学 第1部機械システム工学科

図学(Descriptive Geometry)[2206]

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2単位
菱田 博俊 准教授  
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最終更新日 : 2011/02/21

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 図面は、工学分野において、設計者と製作者をつなぐコミュニケーションの手段である。従って、思いを伝えられる図面を描く事が重要である。その為には、規則を守って描く事の他、見易い(=誤解を与えない、解釈し易い)図面を描く事も重要となってくる。
 本講座では、見易い図面とは何かを描画技法、視線、図法選択、レイアウト等の多観点から考え、それを実現する技術を体得して貰う。

<授業計画及び準備学習>
教科書に沿って実施する。ただし、製図演習は正式な製図ではなく、ノートへの略式で行う。
導入と描画の基本技術(3時間程度)
視覚と図法(3時間程度)
図面の解釈(5時間程度)
グラフ(1時間程度)
プレゼンテーション(1時間程度)

準備学習は、教科書の「まえがき」と「オリエンテーション」を読み、必要な物を揃えておく事。但し、正式な製図は行わないので、製図用紙の代わりに普通の大学ノートを用意しておく。

<成績評価方法及び水準>
毎時間、最初に、視聴覚トレーニングを実施する。これを受けると1点、内容がしっかりしていると+1点。 ⇒ 2点×13回=26点満点。
毎時間、最後に、演習ノートを提出する。これを提出すると1点、内容がしっかりしていると+1点。 ⇒ 2点×13回=26点満点。
14時間目に試験を実施する。 ⇒ 満点28点。
15時間目を補習または予備講義日とする。

合計100点で評価する。

<教科書>
菱田博俊・他2名:機械デザイン, コロナ社.

<オフィスアワー>
基本的には、以下を予定。
月曜日、木曜日、金曜日は新宿。
火曜日、水曜日は八王子。
不在時には、メールで問い合わせに対応する。

<学生へのメッセージ>
CADやCGを使う前に、絶対に、自分のその手で描画して、自分のその頭で読図できる様にして下さい。そうでないと、後で絶対壁が来るよ。

<参考ホームページアドレス>
http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/8274/akio9.htm

 

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