2010年度工学院大学 第1部機械システム工学科
△図学(Descriptive Geometry)[2206]
2単位 菱田 博俊 准教授 [ 教員業績 JP EN ]
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 図面は、工学分野において、設計者と製作者をつなぐコミュニケーションの手段である。従って、思いを伝えられる図面を描く事が重要である。その為には、規則を守って描く事の他、見易い(=誤解を与えない、解釈し易い)図面を描く事も重要となってくる。
本講座では、見易い図面とは何かを描画技法、視線、図法選択、レイアウト等の多観点から考え、それを実現する技術を体得して貰う。
- <授業計画及び準備学習>
- 教科書に沿って実施する。ただし、製図演習は正式な製図ではなく、ノートへの略式で行う。
導入と描画の基本技術(3時間程度) 視覚と図法(3時間程度) 図面の解釈(5時間程度) グラフ(1時間程度) プレゼンテーション(1時間程度)
準備学習は、教科書の「まえがき」と「オリエンテーション」を読み、必要な物を揃えておく事。但し、正式な製図は行わないので、製図用紙の代わりに普通の大学ノートを用意しておく。
- <成績評価方法及び水準>
- 毎時間、最初に、視聴覚トレーニングを実施する。これを受けると1点、内容がしっかりしていると+1点。 ⇒ 2点×13回=26点満点。
毎時間、最後に、演習ノートを提出する。これを提出すると1点、内容がしっかりしていると+1点。 ⇒ 2点×13回=26点満点。 14時間目に試験を実施する。 ⇒ 満点28点。 15時間目を補習または予備講義日とする。
合計100点で評価する。
- <教科書>
- 菱田博俊・他2名:機械デザイン, コロナ社.
- <オフィスアワー>
- 基本的には、以下を予定。
月曜日、木曜日、金曜日は新宿。 火曜日、水曜日は八王子。 不在時には、メールで問い合わせに対応する。
- <学生へのメッセージ>
- CADやCGを使う前に、絶対に、自分のその手で描画して、自分のその頭で読図できる様にして下さい。そうでないと、後で絶対壁が来るよ。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.geocities.co.jp/NatureLand-Sky/8274/akio9.htm
このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2010 Kogakuin University. All Rights Reserved. |
|