○Basic Reading Skills II[3308]

＜授業のねらい及び具体的な達成目標＞

この授業では、学生の英語運用能力を４技能（listening・speaking・reading・writing）すべての側面から、総合的に英語コミュニケーション能力を伸ばすことを目標としている。授業では、主として英語で読む活動に重点をおく。特に、BRS I で習得したリーディングスキルを活用してテキストの内容を理解することはもちろん、そこから自身の議論や主張を展開させるための分析的な読解へと発展させる活動を行い、Critical Thinking の養成を目指す。

＜授業計画及び準備学習＞

毎レッスン、１つの読み物を以下のような方法で進める。

　１）読解：１文の精読から、本文を文章として総合的に理解するプロセスへつなげる。
　２）練習：進出の単語および文法事項を繰り返し練習し、定着させる。
　３）発展：発展的な内容を読んで、自身の理解・意見・解釈をまとめる。

読むことが中心の授業ではあるが、聞く・話す・書くスキルもあわせて、総合的にあつかっていく。

教科書にプラスαの読み物の予定：Chef's House (Raymond Carver) / Flowers for Algernon (Daniel Keyes)

第１回　ガイダンス：授業の進め方を理解し、準備学習の要領をつかむ
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第２回　What is Intelligence?: Identifying main ideas and details
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第３回　Animal Intelligence: Scanning
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第４回　Stereotypes: Recognizing reference words
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第５回　All in Day's Work: Previewing and predicting
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第６回　Falling Out: Identifying meaning from context
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第７回　Can "Love at First Sight" Last?
　準備学習　中間レポートの作成
第８回　Review
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第９回　The Wisdom of the World: Making inferences
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第１０回　American Sayings: Recognizing signal words
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第１１回　Creating Your Own Luck: Recognizing the author's purpose
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第１２回　The Winning Ticket: Previewing and predicting
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第１３回　A Worldwide Phenomenon: Summarizing
　準備学習　次回あつかう教科書のパッセージを読んでくる
第１４回　後期におこなった演習の総復習
　準備学習　試験の準備
第１５回　後期期末試験
　準備学習　試験で出題された内容の再確認

＜成績評価方法及び水準＞

原則として期末試験で最終成績をつけるが、ただし、試験の結果が６０点未満の者については、普段の授業の発表の学習度合いやレポート内容なども加味して、単位認定相当と判断されれば、最終成績を６０点とする。Classroom activity が重要なので、各学期それぞれ３分の１以上の欠席者は、特別の事情が無い限り、期末試験資格を失うものとする。

＜教科書＞

COVER to COVER 2: Reading Comprehension and Fluency (Oxford University Press)
Richard R. Day & Kenton Harsch著 ISBN: 978-0-19-475814-7
その他、プリントを適宜、配布する。

＜オフィスアワー＞

水曜日　16：30〜17：30（八王子）
（事前にwada@cc.kogakuin.ac.jpにメールしてアポイントをとること。）

＜学生へのメッセージ＞

授業は予習・復習を必要とする部分もあるので、積極的な準備を行うことが必須です。

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