2009年度工学院大学 学芸員課程科目
教育工学(Educational Technology)[9541]
2単位 豊福 晋平 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 教育工学とは、工学の科学的合理的手法を教育に適用することを目的とする。古くは学校制度・授業技法の研究に始まったが、現代では広くテクノロジー・メディアと教育との接点が議論されている。本講では、教育工学的アプローチへの理解を深めるとともに、いくつかのトピックについて実際に課題に取り組み、その意義や問題点について検討していく。
達成目標としては次の3点をあげる。 1)教育工学の歴史的背景・展望・課題について総合的考察が行えること 2)メディア・リテラシーの観点から、教育とメディアとの関わりについて理解すること 3)教育情報化の課題を概括し、学校教育における企画立案に必要な要件を指摘できること
- <授業計画及び準備学習>
- #1[教育工学とは何か]
#2[教育のシステム観] #3[情報社会と教育工学の再定義] #4[教育情報化:概説] #5〜7[教育情報化:学校広報] 学校サイトの意義 学校サイトの比較評価 学校サイトの運用と課題 #8[授業設計] #9[授業評価] #10[教育情報化:授業の情報化] #11[教育情報化:校務の情報化] #12〜13[メディアリテラシー] メディアリテラシーの定義 映像メディアの分析 #14[学校建築] #15 学習成果の確認(試験)
- <成績評価方法及び水準>
- 試験結果60%、講義期間中の提出物40%をもって評価し、60点以上を合格とする。5回以上欠席した場合は履修放棄とみなし成績評価は行わない。
- <参考書>
- 講義中に適宜指示する。
「Study Guide メディア・リテラシー【入門編】」鈴木 みどり編(リベルタ出版) 「メディア・リテラシー」菅谷明子著(岩波新書)
- <オフィスアワー>
- 木曜日5限目講義終了後20分、新宿キャンパス12階講師室にて。メールでも対応可。
- <参考ホームページアドレス>
- http://www.i-learn.jp/
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