2009年度工学院大学 学芸員課程科目
△博物館情報経営論(Museum Studies: Administration, Education and Information)[8021]
2単位 濱田 浄人 非常勤講師
- <授業のねらい及び具体的な達成目標>
- 博物館は「物的証拠」の収集・保存・研究を行う過程で様々な情報を産み出し,様々な形で発信し,または交換の場となる。博物館情報論においては,情報の創出,情報の分類・体系化,また,どのような形で発信し,交換することができるのか考える。博物館経営論では,社会的存在としての博物館,それを支える制度,組織の存続・発展のためのマネージメントの重要性について考える。
- <授業計画及び準備学習>
- 1.博物館と情報
2.情報の分類と体系化 3.ドキュメンテーション 4.博物館の情報の創造・発信と交換 5.組織とマネージメント 6.博物館の社会的位置,役割 7.博物館の組織と行財政制度(1) 8.博物館の組織と行財政制度(2) 9.博物館を作り,支える人々 10.教育普及活動 11.フォーラムとしての博物館 12.博物館の経営と評価
- <成績評価方法及び水準>
- 講義ごとの小テストの点数と,講義終了後のレポートの採点結果を約3:7の比重で配点し,総合評点が60点以上を合格点とする。
レポートの評価に当たっては,論理的に展開されているか,現実に即したものとなっているか,独自の考え方が表れているかを重視する。
- <参考書>
- 「博物館学シリーズ」大堀哲監修(樹村房)
「博物館学教程」大堀哲著(東京堂出版) 「ひらけ,博物館」伊藤寿朗著(岩波ブックレット,岩波書店) 「市民のなかの博物館」伊藤寿朗著(吉川弘文館)
- <オフィスアワー>
- 質問等についてはメール(khamada@kahaku.go.jp)で。
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