2009年度工学院大学 教職課程科目

教職総合演習(Seminar on Teaching)[9373]

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2単位
斉藤 武雄 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 今を生きる子ども・青年の気持ちに寄り添い、彼らの自立と発達の課題に答える教育実践を進めるためには、教師はこの時代の諸課題を総合的にとらえるとともに、それを教育内容・教育方法改善に資する力が求められている。
 そこで、この時代の諸課題の中から、各自の問題関心に基づいたテーマを設定して調査研究を行い、報告書を作成し、発表を行い、討議する力をつけることを目指す。あわせて、「総合的な学習」その他で生徒に指導する力を養う。

<授業計画及び準備学習>
 
1.「教職総合演習」のねらいと進め方
2.今日の諸課題の検討(人権 等)
3.今日の諸課題の検討(地球環境 等)
4.今日の諸課題の検討(国際理解 等)
5.調査・研究テーマの設定(各自の選んだテーマの発表と討議)
6.調査・研究と報告書の作成(1)(クラスでの指導と個々への指導)
7.調査・研究と報告書の作成(2)(クラスでの指導と個々への指導)
8.調査・研究と報告書の作成(3)(クラスでの指導と個々への指導)
9.調査・研究の中間発表と討議
10.調査・研究と報告書の作成(1)(クラスでの指導と個々への指導)
11.調査・研究と報告書の作成(2)(クラスでの指導と個々への指導)
12.調査・研究と報告書の作成(3)(クラスでの指導と個々への指導)
13.最終報告書作成(1)(個々への指導と発表)
14.最終報告書作成(2)(個々への指導と発表)
15.まとめ(生徒にどう指導するか、指導場面、指導方法)

<成績評価方法及び水準>
 授業への出席と毎回のミニレポート、発表・討議・最終報告書を総合的に評価する。評価は前者と後者を6:4の比率で評価し、総合評価60点以上を合格とする。

<教科書>
特に使用しない

<参考書>
授業中に適宜指示する。

<オフィスアワー>
E-mailで対応するので遠慮なくどうぞ。

<学生へのメッセージ>
 今日の世界と日本においてどのような課題があるのか、教師として教育実践を切り拓くためには、それをどのように受け止めたらよいかを考えておいて欲しい。今日の諸課題に広く目配りするためにも、新聞を毎日読む習慣を身につけて欲しい。

 

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