2009年度工学院大学 教職課程科目

技術教育の研究(Study of Industrial Arts)[9251]

試験情報を見る] [授業を振り返ってのコメント(学内限定)

4単位
富澤 冨士雄 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
 この授業は、中学校の技術科教師として、技術科教育に関する教授活動を営む上で必要な基本的な知見を得ることを目的としている。そのため、この授業は、技術科教師に要求される様々な専門的な力量のうち、授業づくりに関する実践的な力量を得るための知識を養う。特に教材・教具の開発と利用に焦点をあてる。

<授業計画及び準備学習>
1. オリエンテーション
2. 技術科教育の目的
3. 技術科教育の歴史(1)
4. 技術科教育の歴史(2)
5. 中学校技術科の授業の課題と展望
6. 技術科教育の授業論
7. 技術科教育の教材論
8. 「材料と加工に関する技術」(1)
9. 「材料と加工に関する技術」(2)
10. 「エネルギー変換に関する技術」(1)
11. 「エネルギー変換に関する技術」(2)
12. 「生物生産に関する技術」(1)
13. 「生物生産に関する技術」(2)
14. 「情報に関する技術」(1)
15. 「情報に関する技術」(2)
16. 受講者各自が技術科教育に関する教材・教具を選定する
17. 受講者各自が教材・教具の具体的課題について研究発表をする(1)
18. 受講者各自が教材・教具の具体的課題について研究発表をする(2)
19. 受講者各自が教材・教具の具体的課題について研究発表をする(3)
20. 受講者各自が教材・教具の具体的課題について研究発表をする(4)
21. 受講者各自が教材・教具の具体的課題について研究発表をする(5)
22. 受講者各自が教材・教具の具体的課題について研究発表をする(6)
23. 受講者各自が教材・教具の具体的課題について研究発表をする(7)
24. 受講者各自が教材・教具の具体的課題について研究発表をする(8)
25. まとめ、技術科教材研究の課題

<成績評価方法及び水準>
 毎回の授業時のレポート内容を50%、受講者による教材・教具開発の発表内容を50%の比率で配点する。60点以上を合格点とする。テストは行わない予定である。

<教科書>
 特に指定しない。必要に応じてプリントを配付する。

<参考書>
 文部科学省『中学校学習指導要領解説 技術・家庭編』教育図書
 文部科学省『中学校学習指導要領解説―技術・家庭編―』東京書籍
 検定教科書『新しい技術・家庭 技術分野』東京書籍
 検定教科書『技術・家庭 技術分野』開隆堂出版
 河野義顕、大谷良光、田中喜美編著『技術科の授業を創る―学力への挑戦―』学文社
 佐々木享、近藤義美、田中喜美編著『改訂版技術科教育法』学文社

<オフィスアワー>
 授業の前後、教室または非常勤講師室で質問を受け付ける。

<学生へのメッセージ>
 この授業は、前半は講義形式で行い、後半は受講者による教材・教具の開発に関する研究発表を行う予定です。技術科教育に関する意欲や関心を強く持って授業に出席してください。

 

このページの著作権は学校法人工学院大学が有しています。
Copyright(c)2009 Kogakuin University. All Rights Reserved.