2009年度工学院大学 第2部建築学科

職業指導(Career Guidance)[9805]

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4単位
小嶋 晃一 非常勤講師

最終更新日 : 2011/02/16

<授業のねらい及び具体的な達成目標>
「職業指導」を実践的に担っていく将来の教育職員を受講の主たる対象とする。彼らが実践に際して、その実践の対象者(多くはノンキャリアの多数派青年である)に職業選択・職業的アイデンティティを能動的に模索できる力を育てることを目的とする。そのために、青年に、彼らが生きる土台となる労働・職業についての意義・役割とその厳しい現実の姿をリアルに把握させる。さらに、青年の職業的自立をめざす上で、職業教育・訓練の重要性についても学ぶ。

<授業計画及び準備学習>
序章 現代における職業指導の役割と課題
1章.高校生の進路実態
2章.職場で働く青年の実際
3章.高校における職業指導
4章.労働の世界にかかわる人権教育としての職業指導
学生の「課題研究」発表
5章.学校の役割・教師の役割

<成績評価方法及び水準>
 毎日、連続2コマの授業の最後に書いてもらう小レポートの点数と「課題研究」の点数を総合して成績評価とする。点数配分は小レポートは70点、「課題研究」は30点とする。合計60点以上を合格とする。

<教科書>
齊藤武雄・佐々木英一・田中喜美・依田有弘 編「ノンキャリア教育としての職業指導」(2009年3月発行予定、学文社刊)

<オフィスアワー>
授業終了後、新宿キャンパス12階講師控室でお願いします。

 

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